向後の7日株:調整一巡でチャート妙味増!業績V字回復の建築株(191X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

エス・バイ・エル (1919)が今日の注目銘柄!

4月11日の高値192円からの調整が一巡したとみて注目します。

同社は、創業60年を超える歴史を有する住宅メーカーです。また、2月末日現在、ヤマダ電機(9831)は同社の発行済株式の50.2%を有する親会社です。

4月11日に発表された13年2月期通期連結業績は、分譲用地の取得時期の遅れ等、営業施策面のスケジュールの遅延や、支店の増設に伴う人材補強、営業施策の強化等により、人件費、広告宣伝費等の先行投資が増加した結果、売上高は398.6億円、営業損失は6.64億円、経常損失は6.7億円、当期純損失は7.92億円でした。

13年2月期においては、ヤマダ電機との業務提携に基づき、昨年4月に太陽光発電システム、HEMS、家庭用蓄電システム等のスマートアイテムをフルスペックで標準搭載、かつリーズナブルな価格帯の新商品「G−SMART(Gスマート)」の販売を開始、「スマートハウジング」の普及版として全国に展開しました。また1月12日には、都市部や狭小地の需要に対応するべく、大開口や大空間等の自由な空間設計を実現した都市型3階建住宅の新商品「Villenzz(ヴィレンツ)」の販売を開始するなど、原点回帰したデザインに最新のスマートハウジング構想を融合させた商品ラインナップの展開を進めました。また、賃貸住宅事業に本格的に参入するため、賃貸住宅経営をトータルにデザインすることをコンセプトに据えた新たな賃貸住宅ブランド「St’LOUER(セントロイエル)」を立ち上げました。その第1弾として、昨年10月に2階建賃貸住宅商品「elsis(エルシス)」を、また第2弾として、昨年11月26日に都市部での建替需要の顕在化を狙った3階建賃貸住宅商品「albeux(アルベーユ)」を相次いで発表し、同社の強みを訴求できる体制を強化しました。

このような施策の効果の発現で、14年2月期通期連結業績は、売上高は560億円(前期比、40.5%増)、営業利益は11.95億円、経常利益は11.2億円、当期純利益は10.1億円と、業績はV字回復の見込みです。この良好な業績モメンタムを高く評価します。当然のことながら、今後の株価はこのV字回復を織り込む見通しです。

日足チャートをみると、5月8日に、これまで抵抗として機能していた一目均衡表の転換線(9日現在、180円)を上抜けました。週足チャートでは、一目均衡表の雲上限(同、170円)をブレイクし、3役好転を達成済みです。今後は、年初来高値の192円を通過点とし、まずは12年4月6日の週の233円に向けて、上昇ピッチを速める展開を想定します。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。