3月の景気動向指数、景気の先行きを示す「先行指数」は4カ月ぶり低下

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内閣府は9日、2013年3月の景気動向指数(CI、速報)を発表した。それによると、現在の景気とほぼ一致して動く「一致指数」(2005年=100)は前月比で0.8ポイント上昇し、93.3となった。上昇は2カ月連続。

景気の先行きを示す「先行指数」は、前月比0.1ポイント低下の97.6となり、4カ月ぶりに下落。遅れて動く遅行指数は、同1.1ポイント上昇の87.1で3カ月ぶりに上昇した。内閣府は基調判断を「下げ止まりを示している」に据え置いた。

一致指数を構成する11系列のうち、前月比上昇に寄与したものは7系列、低下に寄与したものは3系列。このうち、中小企業出荷指数(製造業)は前月比0.31ポイント増、投資財出荷指数(輸送機械除く)は同0.19ポイント増、鉄工業生産財出荷指数は同0.15ポイント増、商業販売額(小売業)は前年同月比0.14ポイント増、有効求人倍率(新規学卒者除く)は前月比0.11ポイント増、大口電力使用量は同0.06ポイント増、生産指数(鉄工業)は同0.03ポイント増となった。

一方、耐久消費財出荷指数は前月比0.06ポイント減、所定外労働時間指数(調査産業計)は同0.04ポイント減、商業販売額(卸売業)は前年同月比0.01ポイント減少した。

先行指数を構成する11系列のうち、上昇に寄与したものは4系列、低下に寄与したものは5系列、未発表は2系列。このうち、鉄工業生産財在庫率指数は前月比0.47ポイント増、消費者態度指数は同0.27ポイント増、日経商品指数(42種総合)は同0.09ポイント増、東証株価指数は同0.44ポイント増となった。

一方、最終需要財在庫率指数は前月比0.29ポイント減、新規求人数(新規学卒者除く)は同0.24ポイント減、新設住宅着工床面積は同0.35ポイント減、長短金利差は同0.13ポイント減、中小企業見通しD.I.は同0.09ポイント減少した。

景気動向指数は、生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感な指標の動きを統合することで、景気の現状把握や将来予測に資するために作成された総合的な景気指標。