止まるところを知らない変態仮面旋風!/[c]2013「HENTAI KAMEN」製作委員会

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全国12館公開という小規模でスタートしながら、公開から1ヶ月を待たないうちに興行収入1億円を突破した映画『HK 変態仮面』。その後は全国27館にまで拡大、5月3日からは台湾でも公開され、異例のヒットを記録している。

【写真を見る】変態の雄姿を見にたくさんの女性が劇場に集まっている!?

週刊少年ジャンプに掲載されていたあんど慶周の「究極!!変態仮面」を原作に映像化した本作。女性用パンティを被って、悪を倒す正義の変態を描いた物語で、映画版でも極度の変態っぷりが炸裂しているため、女性にはさぞ敬遠されるだろう、と思われたが、若い女性客も多く劇場に駆けつけているという。特にレディースデーの客入りは、日曜日に匹敵するほどになっているようだ。

この異常事態(?)が起きたのはなぜなのか。理由の一つに、主演の鈴木亮平が壮絶なトレーニングを経て手に入れた完璧な肉体美がある。ほぼ全裸状態でパンティを頭に被った姿は変態そのものだが、その下の体は一度見たら忘れられないほど圧倒的な存在感を発揮している。とことん鍛え上げられた彼の鋼の肉体に、マッチョ好きの女性なら思わず目を奪われてしまうはずだ。

また、本作が一途な恋愛ものであることも忘れてはいけない。主人公の色丞狂介が思いを寄せるのは、一目ぼれした姫野愛子だけ。パンティを欲するという変態的な行動も、ただ愛する人を守りたい一心で、最後まで純粋な愛であることには変わらない。ここに女性が憧れ、共感するツボがあるのかもしれない。

そして、本作の特徴として、SNSによる宣伝を積極的に行っていたことも挙げられる。低予算での宣伝展開のため、テレビスポットの数はよもやの0本。そこでTwitterやFacebookなどのSNSによる宣伝が重視されたのだ。若い女性層に響く会話のネタを発信し続けたことが異例の動員につながったのだろう。

5月7日からはオンラインでの上映もスタートしている。これはオンラインシアターKINEZO CINEMAというサービスで、劇場公開中の映画を期間限定でストリーミング配信するもの。恥ずかしくて劇場に見に行けなかった人や、周辺に上映劇場がない人でも、気軽に鑑賞することができるようになったわけだ。まだ鑑賞していない方も変態旋風が冷めやらぬうちに、この変態の輪に飛び込んでみてはいかがだろうか!?【トライワークス】