デンパサール空港で客引きをするタクシー運転手たち

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 バリ島のデンパサール空港に飛行機が着陸すると、お揃いの青いシャツを着たタクシー運転手たちが一斉に到着ゲートに集まってたいへんな騒ぎになる。スーツケースを引きずりながらゲートから出てくる観光客に我先に声をかけ、あちこちで値段交渉が始まるのだ。

 もっとも、個人旅行をする観光客よりもタクシー運転手の数が圧倒的に多いので、ほとんどが仕事にあぶれてしまう。そうするとまた所在なげに次の便を待つことになって、こうして一日が終わっていく。

 空港で客待ちをする運転手たちの行動を観察していると、そこには部外者にはわからない微妙な棲み分けがあるらしい。

 客をつかまえる確率は、もちろん到着ゲートに近いほど高くなる。しかしなかには、到着ゲートに近寄らず、かなり離れたところで必死に声をかけている運転手もいる。彼らは新入りで到着ゲートに近い一等地で客引きをする権利が認められていないのだろうが、これでは宝くじを当てるのと同じで、いくらなんでも効率が悪すぎる。

 タクシー乗り場を整備して順番に客待ちをするか、せめて乗車窓口を統一して配車係が案内すればいいのに、なぜこんなに非効率なやり方しかできないのだろうか――。

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