「ニコニコ超会議2」のフードメニューを実食! -「ライス定食」とは何なのか

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4月27、28日に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2。バラエティに富んだブースが多数出展され来場者を楽しませていたが、同じくらいバラエティに富んでいたものがある。

超会議フードだ。

大きなイベントにフードコートがあるのは珍しくはないが、ニコニコ超会議の場合、そこで出される料理も一筋縄ではいかないものばかりなのである。なぜ普通の料理ではないのかというと、「料理」自体がニコニコ動画の動画ジャンルの一つであるからだ。

ニコニコ動画には「料理」というカテゴリがある。そこには日常の料理風景を撮影した動画や、独自のレシピを紹介する動画、プロ顔負けの凝った料理を作る動画など、料理に関する様々な動画が投稿されているのだ。「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」がコンセプトのニコニコ超会議において、「料理」カテゴリを無視して普通の食べ物を売るわけにはいかないのである。

ということで、さっそく今回のニコニコ超会議で売られていた珍メニューを紹介していこう。なお、紹介するメニューの味の感想については、すべて自分で食して抱いたものである。

今回、もっとも行列ができていたのが「ホモォムライス」(800円)。やはりオムライスは鉄板メニューなのか。ホモォとは昨年ネットでブームとなったキャラクター(?)であり、BL同人誌を求めて「ホモォ……」とつぶやきながらカサカサと移動する腐女子の自虐ネタである。そこから生まれたこのホモォムライスだが、味はちょっと薄くて物足りなかった。ちなみに足はクッキーである。

最初は釣り動画だったのに、次第に人気を得てジャンルとして定着した「パンツレスリング」のビリー兄貴。「ガチムチ最強☆こんがりコーン」(700円)は、そんなレスリングシリーズ動画の空耳から生まれたメニューだ。先の方にぶっかけられたマヨネーズがいやらしいが、味はごく普通のコーンである。

ポーションといえばゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する回復アイテムだが、ニコニコ動画におけるポーションは「いろんな栄養ドリンクを混ぜまくって何だかよくわからないものに変質してしまった飲み物」のことである(「ニコニコオリジナル調合超ポーション〜暗紅たる堕天使の涙〜」(500円))。昨年の超会議でも「ポーション」は発売されていたのだが、「味がなさすぎる」という意見が反映されたのか、今年はしっかりとフルーティーな味がついていた。

映画「魔女の宅急便」に登場する「カボチャとニシンのパイ」(800円)。ジブリファンなら誰もが一度は「どんな味がするんだろう?」と興味を抱いたことがあるだろうメニューである。8月から募集していた「超会議で食べたいフード募集」企画で選ばれ、ついに超会議にお目見えすることとなった。一見すると普通だが、しっかりとカボチャとニシンの味がする不思議な食べ物で、これはなかなかおいしかった。

アニメのイラストなどがプリントされた車を「痛車」と呼ぶが、「ホントに痛焼きそば」(700円)はそっちの「痛い」ではなく、「辛すぎて舌が痛くなる」メニューである。ナポリタンではなく焼きそばであることを考えると、麺の赤みが尋常ではないことがわかるだろう。うっかりぜんぶ食べてしまったのだが、ありえないほどの痺れと痛みにしばらく苦しめられた。味? ぜんぜんわからなかった……。極端なんだから!

「テレビちゃん超パスタ」(800円)の「テレビちゃん」とはニコニコ動画のマスコットキャラクターである。といっても、このパスタのどこらへんがテレビちゃんなのかはよくわからないが。ミートソースに何かもう一味加えられている感じの、何ともいえない不思議な味がした。それなりにおいしいのだけど、ソースは少なすぎると思う。