向後の7日株:青天井目前!調整終了で上値追いへ!割安不動産株(880X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

平和不動産 (8803)が今日の注目銘柄!

4月9日に高値2370円を付け、値幅・時間調整は共に終了したとみて同社に注目します。なお、上場来高値は1989年12月8日の2470円であり、これを上抜ければ、いわゆる「青天井相場」に突入する点も魅力です。

同社は、東京、大阪、名古屋、福岡の証券取引所などのビル賃貸事業や、住宅賃貸事業、不動産開発事業、住宅分譲事業などを手掛けています。

足元では、アベノミクスによりデフレ脱却期待が高まり、不動産市況にも底入れの兆しが出ています。また、日銀は今回の金融緩和策で不動産投資信託(REIT)の買い入れ目標額を年300億円としています。当然のことながら、平和不動産リート投資法人などを展開する同社には、強烈な追い風です。

ちなみに、同社は、11年2月、三菱地所(8802)と資本業務提携を結びました。三菱地所は平和不動産の第三者割当増資を引き受け、持株比率10.6%の筆頭株主となりました。両社は、東京・日本橋兜町地区などの大規模再開発事業などに共同で取り組みます。この開発事業が同社最大の株価刺激材料と考えます。

1月30日に発表した13年3月期第3四半期業績は、売上高は243.93億円(前期比、2.3%増)、営業利益は60.92億円(同、7.9%増)、経常利益は41.15億円(同、22.9%増)、四半期純利益は26.38億円(同、95.4%増)となりました。

13年3月期通期連結業績は、売上高は320億円(前期比、9.1%減)、営業利益は65億円(同、8.1%減)、経常利益は38億円(同、2.8%減)、当期純利益は20億円(同、2.7%減)の見込みです。

日足チャートをみると、1月24日の安値1150円を底に、きれいな上昇トレンドを描いています。25日終値2253円でのPBRは1.18倍と、いまだ1倍そこそこであり、今後の不動産・リート市場への追い風を考慮すれば、資産面では非常に割安といえるでしょう。4月9日につけた高値2370円はもちろん、上場来高値2470円もすでに射程圏内で、これらを上抜けることができれば、短期・中期・長期全てのスパンで需給が改善し、「シコリ」がなくなった株価は、勢いよく、上に放れることになるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。