向後の7日株!:国策に乗る!がんミサイル療法に期待大のバイオ株(211X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

塩水港精糖 (2112) が今日の注目銘柄!

バイオ関連の材料株として注目します。同社は、抗がん剤をがん細胞へターゲッティングさせ、効率よく送達することを可能にするとともに、抗がん剤による副作用を大幅に軽減する「がんミサイル療法」を手掛けています。また、同社は、日本で3番目に古い伝統を持つ製糖会社で、砂糖事業や、オリゴのおかげなどのバイオ関連事業、不動産賃貸事業などを展開しています。

なお、4月19日、安倍晋三首相は、日本経済再生に向けた成長戦略として、iPS細胞などを用いた再生医療の実用化や、医療機器の輸出拡大、医薬品の研究開発体制の強化を柱とする方針を表明しました。医薬品・医療機器の承認にかかる審査期間を短縮するため、研究から実用化まで官民一体で取り組む、米国の国立衛生研究所をモデルにした「日本版NIH」を創設する方針も示しました。

一方、4月8日には、同社と共同で研究に取り組んでいた岡山大学大学院妹尾昌治教授が、「がんミサイル療法」技術の改良に関する研究成果を、米国ワシントンD.C.で開催の米国がん学会で発表しました。

研究成果の内容等によると、パクリタキセル誘導体をリポソームに封入する際の溶媒の濃度を工夫することにより、パクリタキセルそのものと比較して、リポソーム内の薬剤濃度を10倍に、同時に封入効率を30〜40倍にまで高めることに成功し、満足できるレベルに達し、マウスがんモデル試験においては、本製剤を投与すると、パクリタキセル誘導体ががん細胞に集積することが観察され、がん細胞の増殖抑制効果が認められたとのことです。これが同社の今後の期待材料です。

日足チャートをみると、26日は窓を空けスタートし、ストップ高買い気配で取引を終えました。月足をみると、10年12月につけた380円を軽々と上抜いています。この力強い上昇により、チャート上に節目らしい節目は見当たりません。

今後は、健康長寿社会という国策の流れに乗り、上値を追う展開を想定します。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。