舞台の原案・プロデュースを努めた秋本康

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 秋元康が6日、自身が原案・プロデュースを努める舞台「横山剣 大座長公演」の公開ゲネプロに本舞台出演のAKB48永尾まりやと共に参加し、AKB48メンバーの相次ぐ卒業報道について、「これからも増えるでしょう」と発言した。

 秋元は「最近多すぎる」という意見も聞かれる一連の卒業報道について、「本人の意思ですから。ちょうど総選挙制があって、立候補制にしたので、どうしようかなと考える時に卒業しようという人も多く出てくるだろうと思いました」とコメント。

運営側が卒業を促しているのではと思われることに関しては「いつまでAKB48にいていいとか、だめだとかは特にこちらで何もない。自分がここだと思ったときに卒業する人はこれからも出てくるでしょう」と話し、隣にいた永尾をいじるように「永尾だって、この舞台が終わったらやめるって言うかもしれませんよ」と冗談を交えながら説明した。

 また、先日発表された指原莉乃の劇場支配人兼任の人事についても「なんかいろんな兼任が増えて、そろそろスケジュール的に厳しいから、兼任を解除していいかと、任せているスタッフの方から言ってきて、それで、指原がすごくHKT48をまとめているので、劇場支配人はどうですかと言うので、面白いんじゃないかと話した」と経緯を説明した。

 この日のゲネプロ前の会見には秋元の他、脚色・演出のラサール石井、主演のクレイジーケンバンドの横山剣らにまじって、永尾も参加していたが、秋元の話を隣で恐縮気味に受け止め、自身の卒業について秋元が冗談交じりに振りを入れると「まだまだ頑張りたいと思ってます」と切り返し、卒業をしていく先輩メンバーに対しては「まだまだ教わりたいと思うことが一杯あったけど、夢に向かっていくということで、私もいつかそんなふうに卒業できたらとは思います」とコメントした。

 舞台「横山剣 大座長公演」は秋元康とクレイジーケンバンドの超豪華コラボレーションステージ。芝居とライブの2部構成になっており、演出をラサール石井が努めることでも話題だ。永尾はこの舞台が初舞台となり、「0からのスタートです。頑張ります」と舞台への意気込みも口にしていた。(取材・文 名鹿祥史)

「横山剣 大座長公演」は5月6日より5月9日まで浅草公会堂でホールにて公演