ブレイク必至!甘いマスクの新スーパーマン、ヘンリー・カヴィル

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『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督で新たなスーパーマンの物語を描く『マン・オブ・スティール』(8月30日公開)。アメリカでの公開も6月14日(金)からとあって、そのストーリーは未だ謎に包まれたままだ。そこで来日した、新生スーパーマン役のヘンリー・カヴィルを直撃!「あまり内容に関しては明かせられないんだ」と残念そうな表情を浮かべつつも、真摯にインタビューに応じてくれた。彼の魅力と共に、気になる映画の中身に迫った。

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真っ直ぐに正義を見つめるスーパーマンは、数あるアメコミヒーローのなかでも、圧倒的な人気を誇り続ける不動のヒーローだ。誕生から74年の歴史のなかでも、初の英国人スーパーマンとなったヘンリー。抜擢の感想を聞くと、「ザックから『一緒にこの作品をやろう』と電話がかかってきた時は、もう、どうしたら良いかわからなかったよ。ずっとオーディションを受けてきて、夢に見てきた瞬間がやってきたんだからね。何だか素晴らしすぎて、非現時的な感覚だった。でも、だんだん雪崩のように興奮がやってきて。鏡を見ながら『僕はスーパーマンだ!』って叫んでしまったよ(笑)」とエキサイティングな瞬間を振り返ってくれた。

誰もが知っているヒーローを演じるに当たり、プレッシャーはなかっただろうか。「ザック・スナイダーが監督で、ノーランが製作、そして、多くの人たちにとって大事なキャラクターを演じること。その全てがプレッシャーになるわけだよね。『バットマンはあんなに成功した!ヘンリー・カヴィルは、果たしてこの大役をこなせるのか』と言われるからね。でも、プレッシャーに負けてしまっては、この役を演じきることはできない。僕が以前、ある脚本で読んだもので、『成功に集中しろ、失敗は何とかなるもの』という言葉があって。それをマントラのように大事にして、役を演じ切ることに集中したんだ。ありがたいことに、スーパーマンには、原作という資料がたくさんあるから、原作からインスピレーションを受けて、そこから一生懸命に役を作っていったよ」。

製作は、『ダークナイト』シリーズでバットマンを新しく生まれ変わらせることに成功したクリストファー・ノーランだ。本作のスーパーマン像についても、いやが上にも期待が高まる。脚本を読んだ印象は、どのようなものだったのだろう?「ノーランもザックも、今までに見たことのないような、新しい世代のためのスーパーマンを作り上げようとしていた。それはある意味、蜘蛛の巣を追い払うような感覚だったかもしれないね」と語り出すヘンリー。

続けて、「もし、スーパーマンのような生物が地球にいたら、人間はどのように反応するのか。そして、スーパーマン自身は、どのようにとらえるのかを描いているんだ。彼はクリプトン星から地球にやって来て、人間に育てられたわけだから、『他の人と自分は違う』という意識があった。それは孤独であり、恐れでもあるよね。そういった人間としてのスピリットや、キャラクターとしての掘り下げがきちんと描かれているんだ」と教えてくれた。

『ウォッチメン』(09)、『300(スリーハンドレッド)』(07)のザック・スナイダー監督とあって、スーパーマンの飛行シーンやアクションシーンがどのような迫力で描かれるのか、注目が集まっている。「スーパーマンが飛んでいるシーンというのは、華麗で格好良くて、同時に力強さも感じるものだよね。自分が飛んでいる姿を見た時は、それは驚いたよ(笑)!ワイヤーやグリーンスクリーンを使って撮影をしたんだけれど、できあがったものを見た時には、『本当にスーパーマンが飛んでいる!』と信じることができた。知的なストーリーがあったとしても、飛んでいることを信じられることが、この作品にとってとても大事なことだと思うんだ」。

ドラマティックかつ全く新しいストーリーが予想されるが、本作の投げかけるメッセージについては、どのように感じているだろうか?「長い歴史を持ったキャラクターに忠実な物語になっているし、新しい世代を獲得できる物語でもある。そして、最もスーパーマンにとって大事なのは、彼が希望を与えられる存在であるということ。様々な困難が描かれているけれど、スーパーマンが希望の象徴であるというメッセージが強調されていると思うよ」。

「この作品での経験は、僕の一生の宝物だ」と目を輝かせたヘンリー・カヴィル。端正な顔立ち、輝く笑顔、知的で誠実な人柄は、まさにスーパーマンそのもの!新たなヒーロー誕生の瞬間を楽しみに待ちたい。【取材・文/成田おり枝】