「太陽がいっぱい」ポスター画像(C)ROBERT ET RAYMOND HAKIM PRO./Plaza Production International/Comstock Group

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映画史に輝く美男子スター、アラン・ドロンの最高傑作とも評される「太陽がいっぱい」が、7月20日から新宿武蔵野館で、35ミリプリントで上映される。

1960年に名匠ルネ・クレマンが発表した本作は、ジェラール・フィリップ以来の典型的な二枚目として売り出したドロンが抜群の才能を発揮し、ぎらぎらと輝く太陽の下、藍色の海に浮かぶ白い豪華なヨットで繰り広げられる鮮やかなサスペンスと、映画音楽の巨匠ニーノ・ロータによる甘美なテーマ音楽が人々の心をつかみ、映画史にその名を残す不朽の青春映画。

週替わりで外国映画50本をフィルム上映する特集上映「午前十時の映画祭」で上映され、チケットは即日完売。改めて劇場公開してほしいという映画ファンからの要望を受け、今回の上映が決定した。

金さえばらまけば女も食事も自由、豪華なヨットに美しい恋人も手に入れて享楽的な生活にたっぷり浸っているフィリップ・グリンリーフ。友人トム・リプリーの心の中には、フィリップに対して狂おしいほどの嫉妬と野心が燃え上がり、そしてそれが殺意に変わる。完全犯罪をたくらんだトムだったが、運命の歯車が静かに動き始める。ドロンは自身とオーバーラップさせるかのようにトムを熱演し、美しく、力強く、そして悲しい男のロマンを発散させている。

今年はドロン日本初来日から50年の年にあたり、スクリーンによみがえった若く美しいドロンの魅力を堪能するまたとないチャンスだ。「太陽がいっぱい」は7月20日から新宿武蔵野館で公開。

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