複数の韓国メディアは2日、最近スペインのスターバックスを訪れた韓国人が、店員から渡されたカップに「細い目」のイラストを描かれるという人種差別を受けたことをツイッターで告白し、韓国のインターネット上で“炎上”したと報じた。

 報道によると、人種差別を受けたと訴えた韓国人は4月28日、自身のツイッターを通じて、スペインで起きた“気分の悪い出来事”を写真付きで紹介した。

 ツイッターでは、「スペインのセビリアを旅行中、スターバックスに立ち寄りコーヒーを2杯注文した」、「しかし注文した飲み物のカップには名前もニックネームもなく、東洋人を侮辱する“細い目”が描かれていた」と当時の状況について説明。人種差別を直接受け「気分が悪い」と不快感を示した。

 韓国メディアは、海外のスターバックスでは飲み物を注文した客を間違えないように、カップに名前やニックネームを書くことが多いとし、「問題になった店舗の従業員は、人種差別である東洋人を蔑視するイラストを描いたことが問題になった」と伝えた。

 韓国では、2012年にもアメリカアトランタのスターバックスで、韓国人がカップに「つり上がった目」を描かれ、店側に抗議するという騒動があった。(編集担当:新川悠)