スター・トレック最新作に絶賛、ロンドンでワールドプレミア開催。

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巨匠J.J.エイブラムス監督最新作となるSFアクション超大作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のワールドプレミアが5月2日(現地時間)、英ロンドンで行われ、キャストと監督ら豪華な顔ぶれが勢揃いした。

会場は、ロンドンの映画街中心地、レスタースクエア。広場を取り囲む劇場や最寄の地下鉄はすべて「スター・トレック」一色となり、ロンドンの街は「スタトレ」でジャックされた。シルバーのスターフリートマークの大きなオブジェの間から、長さ250メートル、幅4メートルの巨大なホワイトカーペットが上映されるエンパイアシアターまで敷き詰められ、そこには世界各国からスチルカメラ200台、ムービーカメラ100台が取材に殺到。キャストと監督の豪華な顔ぶれを一目見ようと、約4,000人の熱狂的なファンも押し寄せ、会場の熱気はムンムンだ。

そこにJ.J.エイブラムス監督、主演のクリス・パイン、ベネディクト・カンバーバッチ、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、アリス・イヴ、カール・アーバンと製作陣が次々と到着すると、会場のボルテージは最高潮に達した。

キャスト、監督らは万雷の拍手に迎えられながら、朝から待ちわびていたファンに一人一人に丁寧にサインや握手に応えホワイトカーペットの終点に集まると、劇中にも登場する“エンタープライズ号”の内部をリアルに再現させたセットにズラリ。にこやかにフォトセッションを行った。

J.J.エイブラムス監督は「それまでの作品を観ていなくても楽しめる作品を作るということ、そして続編であると感じつつも、独立した作品であると思ってもらうのは、我々にとって重要なことだった。我々のとってのゴールは、エモーショナルで、ロマンチックで、楽しい映画を目指し、家族として一致団結すればどんな邪悪な相手でも倒すことができるということを描くこと。すばらしいキャストと一緒に仕事ができて光栄だった」と「スタトレ」チームを絶賛。

そして向こう見ずな熱血漢で、仲間を守りながら真のキャプテンへと成長を遂げたジェームズ・カークを演じた主演クリス・パインは「今作では自分は完璧ではなく、弱い面も持っていることを自覚する。もう子どもではなく、リーダーなのだと気がつく」と役柄について説明した。

一方、冷酷な悪役ジョン・ハリソン役として初めてアクション映画にも挑戦し、日本でも人気沸騰中のベネディクト・カンバーバッチは「(日本語で)こんにちは!(アクション映画は)今回が初めて。スリル満点で最高に楽しかったし、スタントシーン、ファイトシーンのため、トレーニングし、筋肉をつけたりしたんだけれど、それもみな楽しかった。困難なことでさえ、一緒に仕事をした人たちのおかげで、簡単だったよ」とコメント。

冷静沈着でキャプテン・カークの相棒として、本作では新たな一面も見せるスポック役ザッカリー・クイントも「初めて感情を表す様になり、自分自身の弱さをさらけ出すのを許す。愛する人々を救うべく、成さねばならないことをするため、己の弱さを見せることになる」、そのスポックの恋人で、愛の試練に立たされるウフーラ役のゾーイ・サルダナは「スポックとの愛は進化していて、今回もまたそれを演じられるのは嬉しい。オリジナルのシリーズから歴史があって、素晴らしいテーマを持った『スター・トレック』の一員になれて本当に光栄」と、それぞれ本作のストーリーさながらにチームワークの良さをうかがわせた。

本作が終映すると、会場はスタンディングオベーション。最後まで拍手は鳴りやまず、観客からは「J.J.エイブラムスは天才だ」との声や、涙を流す女性客の姿も見られ、絶賛と興奮に包まれていた。

前作は全世界で3億8,500万ドルの大ヒットを記録したこともあり、期待も大きい「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は、来週5月9日(水)からヨーロッパ各国を皮切りに、米国では5月17日(金)から公開。日本公開は、夏休み8月23日(金)より全国超拡大ロードショー。


☆「スター・トレック イントゥ・ダークネス」ストーリー

平和を謳歌する地球に、突如訪れた史上最大の危機。それはエンタープライズ号の内部に潜んでいた静かなる悪のもたらしたものだった。壮大な宇宙を舞台に繰り広げられる生死を賭けた闘い。仲間との絆は引き裂かれ、愛は試される。世界と引き換えにカークが、エンタープライズ号のクルーが、払わなければならない「犠牲」とは――。