光の国から相鉄線へ! 来たぞぼくらの「走るウルトラヒーロー号」出発式

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相模鉄道はこのほど、横浜駅にて「走るウルトラヒーロー号」の出発式を開催した。この電車の誕生を祝うため、「ウルトラマン」と「ウルトラマンギンガ」も駆けつけた。出発式が始まる前から、ニュースなどで開催を知った親子連れが続々と集まり、相鉄線で横浜駅に降りた子供たちも、期せずしてウルトラマンに遭遇して大喜び。歓声と驚きに泣き声も混じり、ウルトラマンシリーズの人気の大きさを実感させるイベントとなった。

出発式では相模鉄道横浜駅駅長の田口勝彦氏、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズを運営する相鉄ホテル代表取締役社長の鈴木朗之氏、円谷プロダクション代表取締役社長の大岡新一氏が挨拶。その後、円谷プロファンクラブの子供たちを迎え、テープカットを実施した。その後、駅長と「ウルトラマン」「ウルトラマンギンガ」が、「走るウルトラヒーロー号」に出発の合図を送った。

「走るウルトラヒーロー号」はウルトラマンシリーズを手がける円谷プロダクションの創立50周年と、相鉄グループの横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの開業15周年を記念したコラボレーションを盛り上げるために誕生した。相模鉄道はこの電車を走らせるだけでなく、5月6日までスタンプラリーも実施。1日乗車券、記念入場券も同期間に販売する。関東大手私鉄では1日乗車券の販売が不定期のため、ウルトラマンファンのみならず、「乗り鉄」にとっても注目のイベントといえる。

「走るウルトラヒーロー号」のベース車は10000系10両編成で、1両につき左右の側面にウルトラヒーローが2体ずつ計4体、先頭車に1体ずつ計2体、合計42体が描かれている。これは円谷プロダクションが送り出した特撮版のウルトラヒーローの総数と一致するとのこと。つまり、10両編成の外観で、各ウルトラヒーローがどこかに必ず登場していることになるのだ。車内広告スペースもウルトラマンシリーズで埋め尽くされ、中吊り広告は横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズのイベント告知と、ウルトラマンが登場するパチンコを紹介している。窓上では、テレビ放映中の「ウルトラマン列伝」から、名作100話の名場面も紹介される。

相模鉄道によれば、「当初の提案は7000系でした。7000系は銀色のアルミ車体に赤い帯を残した編成もあって、『ウルトラマン色』と呼ばれていました。円谷プロダクションさんからも、『これぞウルトラマン電車』と気に入っていただけました。しかし、8両編成の7000系は大和より西に行く運用がなく、相鉄全線を走行しない。10000系だと全線を運行できるほか、10両編成にウルトラヒーロー4体ずつ、先頭車に2体ですべてを載せられます。それなら、遠くからわかるようにウルトラマン色にしようということになりました」とのこと。

一方、円谷プロダクションは、「お話のきっかけはビジネスでした。でも、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ、相模鉄道、当社の担当者の熱い思いとノリが高じて、やりたいことをやろうという方向になりました。お客様と同じ視点で、こうしたら楽しいよね、という形になったんです。だから私たち担当者は、遠足の前の日のようなワクワクした気持ちがずっと続いています。塗装を変えていたことは、そこまでウルトラマンを愛してくだっているんだと感動しました。運行期間が夏休みまで続きそうなので、今後は電車の写真を使った企画も考えていきたい」とコメントしている。

「走るウルトラヒーロー号」は、車両検査日などを除き、ほぼ毎日、1日10往復程度運行するという。運行路線は相模鉄道の全営業路線で、出発式の当日は本線(横浜〜海老名間)を6往復、いずみ野線系統(横浜〜二俣川〜湘南台間)を3往復した。運行時刻は相模鉄道の公式サイトで公開されているため、折返し時間のある海老名駅や横浜駅では、お気に入りのヒーローを探して記念撮影をする親子の姿が多く見られた。

なお、5月5日は横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズにて、開業15周年イベント「ウルトラヒーローがやってくる!」が開催される。内容は、ウルトラヒーローショー、ウルトラヒーローとの握手会、ウルトラシリーズの主題歌を担当するアーティストのミニコンサートなど。チケットは食事付きで大人8,000円〜、子供4,000円。同イベントのチケットを購入した人を対象に、「ウルトラヒーローがやってくる! 宿泊プラン」も販売中だ。