新郎が号泣!ほっこりきた「結婚式の挨拶」エピソード

写真拡大

結婚披露宴では、いくつもの感動的な挨拶が、特別なものとして心に残ります。涙あり、笑いあり、心がじわっと温かくなるような言葉や時には叱咤激励も。新郎自身の謝辞や、友人や上司のスピーチに込められた愛情をしっかり噛みしめ、あらたなスタートを切るのですね。

【スピーチに慣れた新郎でも、結婚式では頭が真っ白に】
眩しいほどにあたるライトの中、「本日は皆様お忙しい中ご来場いただきまして―」と新郎のウェルカムスピーチが始まったのですが…。
急にシーンと静まり返った披露宴会場の中、ふと横を見ると若干ひきつった彼の横顔が。そう、彼、挨拶の台詞飛んじゃったみたいなんです。ゲストの方もそれを察したのか、すかさずどっと会場に笑いが起きましたが。

「あの時は、頭が真っ白になって言葉が飛んだ」と後々彼は言っていました。仕事上、日頃から大勢の前でスピーチする事に慣れている彼ゆえに、みんな驚いていました。もちろん、当人も。結婚式って、ただものじゃないなぁとしみじみ。

【またもや止まるスピーチ…今度は新郎が号泣】
そして、披露宴も終盤の新郎からの辞意の挨拶の途中、再びその悪夢の無音の間が訪れたのです。またか、と横を見ると、アレ、なんかさっきと違う。そう、今度は彼、泣くのを堪えていたんです。みなさんへの感謝の気持ちが溢れ、言葉に詰まったようです。
こればかりは、幾ら練習しても当日その場に立ってみなきゃ分からない、最高に幸せな落とし穴かもしれませんね。

【長い挨拶も、愛があるからこそ】
招待客側にいると、「いつまで続くんだろう」と思ってしまう挨拶ってありますよね。
ただ一つ言えることは、コレって別に嫌がらせじゃないんですよね。その反対、挨拶に気持ちが入り過ぎている証拠でもあるように思うんです。実際に、会社の社長から長めの挨拶を頂いた彼はとても嬉しそうでした。とても忙しい中、自分のために用意された言葉の一つ一つが愛なんですよね。

【新郎・新婦の愛情が伝わってくるスピーチが好き】
私は友達の結婚式で、そのお相手側の友達の挨拶を聞くのが結構好きなんです。その方の素顔や人柄が見えてきて、こんな人と結婚するんだなぁと、友達の結婚相手を見る目が変わったりします。大抵、その株はあがるんですが。
新郎が友達のことを本当に好きなんだなぁと伝わってくるエピソードに、キュンとなったり、心が温まったり。これこそ、幸せのおすそ分け。
照れながら頬を赤める友人がまた、一段と可愛らしく見える瞬間でもあるんですよね。

結婚式は、普段じゃ恥ずかしくてとても言えないような言葉を、挨拶にのせ素直に伝えられる日なのかもしれません。そして、伝えてもらえる日。
人生に残る素敵な言葉を、与えたり、受け止めたり、きっとこれからも繰り返されていくんですね!