”公務員になりたい”と思った学生、志望職種トップは「市役所・区役所職員」

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レジェンダ・コーポレーションは1日、2014年4月入社の就職を希望する大学生・大学院生(以下、学生)に対して実施した就職活動に関する意識・動向調査の結果を発表した。同調査は、2013年3月22日〜28日の期間にインターネット上で行われ、561名から有効回答を得た。

まず、学生に公務員になりたいと思ったことがあるかと聞いたところ、全体では36.9%が「思ったことはある」、63.1%が「思ったことはない」と回答。文系、理系の学生それぞれについて見ると、「思ったことはある」と答えた割合は、文系では44.8%だったのに対し、理系は31.4%にとどまり、文系の学生の方が13.4ポイント高くなっていた。

公務員になりたいと思ったことがある学生207名に、志望する職種(複数選択肢)を選んでもらったところ、全体で最も多かったのは「市役所・区役所職員」で66.2%。以下、「都道府県庁職員」が39.6%、「官公庁職員」が38.6%、「教育職員」が16.4%、「警察官」が12.1%と続いた。

詳細を見ると、文系、理系ともに「市役所・区役所職員」がトップとなったものの、その割合は文系74.8%、理系57.7%と、両者の間で17.1ポイントもの差が見られた。また、理系は「官公庁職員」45.2%(文系32.0%)、「都道府県庁職員」44.2%(同35.0%)などが、文系を上回っており、志望職種に差が生じていることが浮き彫りになった。

公務員になりたいと思ったことがある学生に、働くメリットを尋ねてみると(複数選択肢)、全体の1位は「リストラされない」で49.3%(文系47.6%、理系51.0%)。次いで、2位「倒産することがない」が40.6%(同33.0%、同48.1%)、3位「長く勤められる」が33.3%(同35.0%、同31.7%)、4位「勤務地が変わらない」が23.2%(同24.3%、同22.1%)となった。文系、理系ともに上位の順位は変わらず、安定志向の学生が多いと推測される。

5位の「国・地域に貢献できる」(全体22.7%)については、文系26.2%、理系19.2%と、文系の方が7ポイント高い。このほか、7位の「残業が少ない」(全体15.0%)については、文系17.5%、理系12.5%と、文系の方が5ポイント高かった一方、8位の「自分の時間が確保しやすい」(全体15.0%)については、文系12.6%、理系17.3%と、理系の方が4.7ポイント高くなっていた。

公務員になりたいと思ったことがある学生に、これまでに就職先として公務員を勧められたことがあるかと質問したところ、全体の60.2%が「勧められたことがある」と回答。詳細を見ると、文系は76.0%、理系は48.1%で、その差は27.9%となり、文系の学生の方が公務員を勧められた経験が多いことがわかった。