ANAグループ、国際線の手荷物規則を改定 - 無料手荷物は個数・サイズが削減

写真拡大

ANAグループは、6月1日航空券発券分より、国際線の手荷物ルールを変更する。

エコノミークラスでは無料持ち込み個数の削減が、全クラスでは無料持ち込み手荷物のサイズ上限縮小が行われる。また、無料手荷物許容量のサイズ基準の変更に伴い、スポーツ用品・楽器の特別取り扱いを開始。スポーツ用品・楽器の3辺の合計が203cm以内の場合、サイズ超過料金は適用されない。

なお、機内持ち込み手荷物、身の回り品についての持ち込み上限サイズに変更はない。また、幼児・小児旅客が旅行中に使用する場合、「ベビーカー」「幼児用揺りかご」「チャイルドシート」は無料手荷物許容量内に含めず、従来通り無料となる。

エコノミークラス超過手荷物料金には、段階的な料金設定(2個目料金の設定)を適用する。たとえば「アジア・オセアニア」と「北米・ハワイ・南米・欧州・アフリカ・中東」間を利用した際の手荷物料金は、受託手荷物2個目が9,000円、またはUSD100/EUR75。3個目以降は15,000円、またはUSD200/EUR150となる。

「重量超過」の場合は、23kg超〜32kg以下が3,000円/USD40/EUR30、32kg超〜45kg以下(上限45kg)が15,000円/USD200/EUR150。「サイズ超過」の場合は、3辺合計158cm超〜292cm以下(上限292cm)が15,000円/USD200/EUR150。

日本国内区間(国際運送約款適用の場合・税別)は、「個数超過」が2個目3,000円、3個目以降5,000円。「重量超過」が23kg超〜32kg以下1,000円、32kg超〜45kg以下5,000円。「サイズ超過」が158cm超〜292cm以下5,000円。

ペットを預ける場合、国際線は30,000円、またはUSD400/EUR300(利用区間によっては20,000円/USD250/EUR200)、日本国内区間(国際運送約款適用の場合・税別)は5,000円が必要となる。なお、ペットは無料手荷物許容量に含めない。

同改定は、2011年のIATA(国際航空運送協会)ルール変更により航空会社の手荷物ルールが自由化されたこと、および2012年7月に本格運用を開始した米国運輸省による手荷物規則改定により、米国を起点または終点とする旅程等において、コードシェア便ではオペレーティング・キャリア(運航する航空会社)ではなくマーケティング・キャリア(販売を行った航空会社)の手荷物規則を適用するなど、ルールが複雑なものとなったことをうけてのもの。

同社では、今回のルール変更を行いパートナーとのルール統一を図ることで、コードシェア便や乗り継ぎ便、また往路、復路で航空会社が異なる場合にも、ほとんどのケースで同一の手荷物ルールを適用できるとしている。