『イノセント・ガーデン』 (c)2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
 『オールド・ボーイ』でカンヌ国際映画祭の審査員特別グランプリを受賞、『渇き』では同映画祭の審査員賞を受賞した韓国の奇才パク・チャヌク監督。あらゆるタブーとバイオレンスを描きながら、抒情的な美しさをもたらす作品を撮り続け、世界的に高い評価を受けている。そんな監督がハリウッドからのオファーを受けて完成させた最新作『イノセント・ガーデン』が、5月31日より全国公開される。

 監督のハリウッド進出第1作は、『プリズン・ブレイク』に主演したウェントワース・ミラーが8年の歳月をかけ完成させた脚本をもとに描かれる静ひつなミステリー。美術と音楽に『ブラック・スワン』のスタッフが名を連ね作り上げられた箱庭的な世界は、マスコミ業界内で早くも話題となっている。

 作品同様、注目を集めているのが鉛筆だけでスケッチされた本作のポスタービジュアル。『レ・ミゼラブル』や『007 スカイフォール』のポスターを手がけたEmpire Design社によるビジュアルは、スティーブン・スピルバーグがゲスト編集長として参加したこともあるイギリスの映画雑誌「EMPIRE」が“今年のポスター”に選出したほど、高く評価されている。

 1887年5月2日、眞崎仁六が眞崎鉛筆製造所(現・三菱鉛筆)を作り、日本で初めての鉛筆工場生産が始まったことから「鉛筆記念日」となっている本日。鉛筆でポスターが描かれる様子と、劇中のシーンが絡んだ『イノセント・ガーデン』のユニークなメイキング映像が解禁となった。



 映画のエンディングテーマであるエミリー・ウェルズの『Becomes The Color』に乗せたメイキング映像には、ヒロインのインディアを演じるミア・ワシコウスカ、喪服姿の母親役ニコール・キッドマン、不敵な表情でたたずむ叔父役のマシュー・グードを始め、ピアノ、サドルシューズ、鳥のオブジェ、ハサミ、シャベルなど様々なものが丁寧に描かれていく。白い紙の上に黒の鉛筆で描かれるイラストの抑制された世界と、それらが登場する色鮮やかな実際の劇中シーンを交錯させながら映し出し、映画さながらに五感を刺激させられるような印象的な映像になっている。

【ストーリー】
外部と遮断された大きな屋敷で暮らし、繊細で研ぎ澄まされた感覚を持つインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)は、誕生日に唯一の理解者だった大好きな父を交通事故で亡くしてしまう。母親(ニコール・キッドマン)と参列した父の葬儀に、長年行方不明になっていた叔父のチャーリー(マシュー・グード)が突然姿を現し、一緒に暮らすことになるが、彼が来てからインディアの周りで次々と奇妙な事件が起こり始める…。

『イノセント・ガーデン』は、5月31日(金)TOHO シネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国ロードショー


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