過去の連載にて、「自信=自己肯定感の積み重ね」という話をした。自己肯定感を高める努力は必要なのだが、それが行き過ぎてしまうと、大きな悲劇が待っている。本日は、20〜40代の男性に多い「愛してくれ症候群」を見ていきたい。

「自分がいかに価値ある人間か」。
誰かにわかってほしくてたまらない

 30代後半の男性が人生相談にやってきた。彼は友人や恋人と呼べるコミュニティーを持っておらず、当然のことながら、会社の中にも仲のいい人がいない。

「このままではいけない!」と思った彼は、積極的に交流会に顔を出すよう心がけた。しかし、なかなか友人や恋人候補が見つからないという。

 一見、自信家の彼。経歴も申し分ない。しかし、彼は何かに怯えているようにも見えた。なぜだろうと質問を続けると、ある問題が浮かび上がってきた。

「人から愛された経験がない」

 彼に友人、恋人ができない理由はここにあった。人から愛された経験、認められた経験がないため、自己肯定感が低い。だから、自分がいかに価値ある人間かを、誰かにわかってほしくてたまらないのだ。

 そのため、人の話を聞くことができず、自分の話ばかりしてしまう。交流会やパーティ、食事会での接し方においても、すぐに「出身大学」「自分が所属する会社名」「知り合いの著名人」の話ばかりをしてしまう傾向があった。

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