ナレーションは玉置宏が務める(C)フジテレビジョン FUJIPACIFIC MUSIC

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昭和の歌謡界を代表する歌手・美空ひばりさんが1981(昭和56)年に出演した、テレビ番組「ザ・スター」の未公開部分を含むすべての収録テープがフジテレビの倉庫で発見され、32年の時を経て劇場で上映されることが決まった。

「ザ・スター」は、昭和50年代にフジテレビ関東ローカルでのみ放送されていた伝説の歌謡番組。81年4月1日放送の第1回ゲストとして出演したのが、同年に芸能生活35周年を迎えたひばりさんだった。5週にわたって放送され、「リンゴ追分」「東京キッド」「港町十三番地」といった名曲を熱唱した。

番組放送時、ディレクターだった上原徹氏が初めて映画監督に挑み、最先端デジタル技術を駆使して30年以上眠り続けた古いテープを鮮やかに復活させた。上原氏は、「30分番組5週分を1日でという、スタッフにも出演者にも過度の無理を強いるハードな収録スケジュールのもと、実に16時間をかけ見事に歌い上げたひばりさん。そのプロフェッショナル然とした姿勢は、まさしく“ザ・スター”そのもの。そんな背景を頭の片隅においてご覧いただき、“稀代のザ・スター”美空ひばりさんを体感していただきたい」とコメントを寄せている。

収録時には全32曲を歌ったが、今回の上映では29曲を映像化。そのなかには、同番組でのみ披露された未発表曲「ウォーク・アウェイ〜想い出は涙だけ〜」も含まれており、放送されることのなかった“お宝映像”とともに見逃せない。また、「ザ・スター 美空ひばり」の音源は、劇場上映が終わる6月24日にリリース予定。この日は、ひばりさんの命日にあたる。

「ザ・スター 美空ひばり」は、6月8〜24日、東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

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