カッサーノが退団検討か…ラニエリ率いるモナコや中東、米移籍を模索

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 日本代表DF長友佑都の所属するインテルのイタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、今夏に移籍する可能性が浮上した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 同紙は、カッサーノが今シーズン限りでインテルを退団すると報道。チェルシーやインテルなどの指揮経験があるクラウディオ・ラニエリ監督が率いるモナコが獲得に関心を示しているほか、カッサーノがカタールとアメリカのクラブからのオファーを待っている状態であると報じられた。

 カッサーノは、2012年8月にインテルに加入。今シーズンは、リーグ戦27試合に出場し、7得点を記録。インテルとの契約期間は2014年6月までとなっている。

 カッサーノの獲得に関心を示しているモナコは、リーグアンで7度の優勝を誇る名門だが、2010−11シーズンで18位に終わり、2部に降格。2011年12月にロシア人実業家が筆頭株主になって以降は、大量の資金を投入しての補強が噂されるようになる。2011−12シーズンは1部昇格を逃したが、今シーズンはリーグ戦34試合を消化して、2位に勝ち点差5をつけて首位を走っている。フランス2部リーグは、上位3チームが1部リーグへ自動昇格する。モナコは1部昇格を見据え、パリSGと渡り合うために、夏にビッグネームの獲得に動くと報じられている。