クストリッツア監督も才能を認めた「ハッシュパピー」

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公開中の話題作「ハッシュパピー バスタブ島の少女」のベン・ザイトリン監督が、エミール・クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」がきっかけで映画監督を志したことがわかった。

もともとアニメ作家だったザイトリン監督は、「アンダーグラウンド」の世界観に衝撃を受けて、映画監督を志したと明かしており、「『ハッシュパピー』から感じられるジプシー、スピリチュアル、ファンタジーと現実の融合の要素は彼の映画から影響を受けていると思います。彼の作品の中で、300羽のガチョウがスクリーンを横切るシーンがあったのをよく覚えています。それはたった一瞬ですが、現実世界を描く上でとても楽しんでいるようにも見えました。その世界観を、この映画にも取り込んだつもりです。彼の作品を見て、映画がアドベンチャーにも感じられたんです、カオスですね」と、クストリッツア監督の代表作が「ハッシュパピー」製作に至った大きなインスピレーションになったと説明する。

そんなザイトリン監督の言葉を受け、クストリッツア監督も自らが主催した昨冬のクステンドルフ国際映画祭で「ハッシュパピー」を招待上映し、二人は交流を図ったという。

第85回アカデミー賞では主演女優賞をはじめ主要4部門でノミネートを果たした「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は、「バスタブ」と呼ばれる小さなコミュニティーで暮らす少女ハッシュパピーが、重病の父親と沈みゆく「バスタブ」を救うために奮闘する姿をダイナミックな映像で描き出す。

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