増え続ける風しん患者、すでに昨年の2倍--東京都では予防接種費用の助成も

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国立感染症研究所は30日、2013年年始から4月21日までの全国の風疹患者数が、2012年の患者総数2,392人のほぼ2倍に当たる4,763人に達したと発表した。

全国の風疹患者は今年に入って増え続けており、2月下旬からは毎週300人以上の感染者が発生。4月8日〜14日の1週間では614人、4月15日〜21日の1週間では534人が風疹患者と診断された。

都道府県別の患者数を見ると、最も多いのは東京都の1,661人(2013年4月24日現在)。次いで、神奈川県の659人、大阪府の626人、兵庫県の348人、千葉県の338人、埼玉県の283人、鹿児島県の123人となった。なお、4月15日〜21日の1週間に限って見ると、大阪が最多で127人、次が東京都で125人となっている。

男女別に見た場合、男性3,699人、女性1,064人と、男性の方が多い。年齢別では、男性は30代が37%で最も多く、次いで、20代と40代が同ポイントの24%で続く。一方、女性は20代が全体の44%を占めた。

全国的な風疹流行を受け、一部自治体では大人の風しん予防接種費用の助成を実施。このうち、東京都では全23区および多摩地区などで、原則として風しん罹患歴、かつ予防接種歴がない人で、妊娠を予定または希望する女性、妊娠している女性の夫(子どもの父親)などを対象に助成を行っている。詳細は東京都または各区市町村Webサイトまで。