「火星移住計画」に中国人600人が志願=オランダ団体のプロジェクト

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【新華網上海】 オランダに本拠を置く非営利団体「マーズ・ワン」は26日、同組織が進める「火星移住計画」に参加する宇宙飛行士の第一陣の募集を開始したところ、すでに100以上の国・地域から1万人余りがインターネットを通じて応募したことを明らかにした。このうち中国人は600人以上だという。
22日のニューヨークでの募集に続き、世界2番目の募集の地は中国・上海となった。このプロジェクトンの発起人の1人であるバス・ランスドルプ氏は、「中国での募集を非常に重要視している。中国は大国であり、有人宇宙飛行などの分野で近年、成果が顕著だ。多くの中国人が宇宙飛行士への夢を抱いており、そのため中国人の志願者が多いと考えられる」と話した。
また、募集がやらせではないかとの指摘に対して同氏は、「われわれが皆さんに知らせなければならないことは、火星移住計画が現在の商用宇宙飛行技術によって可能だということだ」と強調した。
プロジェクトは2016年に試験発射、18年に火星探査機を発射、20年に物資の第1陣を送り、21年に水、酸素などを作る作業を開始、23年に宇宙飛行士の第1陣を火星に送り込み、穀物栽培によって食料を手に入れる――といったスケジュールを計画している。
同団体は23年に火星に定住可能なコロニーを建設する予定だ。火星に到着した宇宙飛行士は火星でその後の人生を過ごし、酸素や水を作り、野菜を栽培、昆虫を飼育するなどして自給自足の生活を送る。第1陣の飛行士は男性2人、女性2人を選ぶ計画だ。
(翻訳 王秋/編集翻訳 恩田有紀)