北朝鮮による挑発がますます過激になっています。この原稿を書いている時点(4月17日)では、いつミサイルが発射されてもおかしくない状況です。

 韓国と「戦争状態」にあると宣言し、平壌の外国大使館員に退去を勧告し、さらには「1940年代の核の惨禍とは比べられない災難を被る」と、ヒロシマ・ナガサキを引き合いに出して日本を核攻撃すると脅しています。その北朝鮮が実際に「核保有国」になったというのですから、日本の安全に対する重大な脅威であることはいうまでもありません。

 しかしその一方でほとんどの専門家が、北朝鮮が実際に戦争を始めることに懐疑的です。

 北朝鮮の目的は、金正恩に代替わりした「金王朝」を国際社会(とりわけ米国)に認めさせ、軍や政府高官の身の安全と利権を守るための条件闘争なのですから、開戦してしまえば交渉の余地がなくなってしまいます。中国が「同胞」北朝鮮のために米国と戦うわけもなく、いまの貧弱な装備では1週間もたたないうちに米韓連合軍に全土を占領(解放)されてしまうでしょう。

 それでは、北朝鮮の挑発行為を「負け犬の遠吠え」として聞き流しておけばいいのでしょうか。

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