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【映画サントラMIX CD】JETT.A/映画泥棒


いくにちか前、締め切りめいた風の声を聞いたような気がします。

たぶん3年ほど前、21世紀も10年を迎えた頃、テレビで「この10年で消えたもの」という特集をやっていまして。その中には、例えば「ポケットベル」やら「ワープロ」と並んで「手打ちレジ」が「確かに〜懐かし〜」の声とともに画面に登場しました。

土日のスーパーのレジにいた職人のようにノールックで嵐のようにキーを叩くおばさんは消え去り、赤い光に商品をかざしてバーコードを読みとるPOSシステムが主流となったその頃、200店舗ほどのヴィレッジヴァンガードではその手打ちレジがばりばり現役だったわけです。時代遅れ、ではなくて、その時はその時の理屈もあったわけですが。
 
そのヴィレッジヴァンガードにもこのたび、天下のPOSシステムが導入されました。VVのIT革命やー、とはもう誰か言いましたかね。
 
このPOSシステム、いわば商品についているバーコードを利用して商品の仕入れから販売の管理まで担っちまおうという代物で、「未来のシステム」「あなたのお店の管理が楽に!」というフレコミ。そんなことより、バーコードを見るととにもかくにも、HPと戦闘力が気になるのは、バーコードバトラー世代ということなんでしょう。
 
で、じゃあ仕事が楽になったかと言えば、まだまだ慣れというものもあり、鳴り続けるエラーを警告する電子音との格闘の日々。「このバーコードは販売できない商品です」ってなんだよ。普通のマグカップだよ。「2001年宇宙の旅」を思い出す。←全然違う。

さらに言えば、(株)ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは5月で決算。そのために、5月には全店で棚卸しが実施されるわけです。嗚呼、棚卸。神が目を覆い、悪魔が嗚咽し、業者様に退職者が出るという、ヴィレッジヴァンガードの棚卸。その準備もPOSシステム導入で一新、というか従来の準備に新たな作業が追加され当社比300%の困難さ。もちろん通常業務同時進行。

どこかで血の涙が落ちる音がする。

という、800字ほどの文章も一言で言えば、
「忙しくて映画見てないよ、どうしよう」
になります。

映画のない日常。


というわけで、「ヴィレッジヴァンガードの棚卸」映画化企画を立ち上げてみました。

タイトル案:
「ヴィレッジヴァンガードで棚卸を」
「THE TANA-OROSHI」
「夜がくる」(棚卸は閉店後深夜〜開店までにおこなわれる)
「諦めない者たち」
「特殊本屋戦争」

主要キャスト案(敬称略)
店長:大泉洋
(長髪・メガネ・ヒゲ、ということでオダギリジョーを提案された方が、昨夜刺されて入院されましたので変更されました)
スタッフリーダー:伊藤淳史
エリアマネージャー:白竜
社長:松方弘樹
棚卸業者:玉山鉄二


予告編(案)

ナレーション「その夜、地球が震えた。」

スタッフ「今回もなんとかなりますかね」
店長「バカヤロウ。(バキッ)ナメるんじゃねえ。今回からなあ、今回からあのPOS棚卸なんだぞ」

(爆発)
 
(電話に向かって)

店長「テロぉ!そんな場合じゃないんだ!」

ナレーション「準備期間2ヶ月。ただ、その一夜のために。」

(暗い会議室)

社長「決定事項だ」
謎の女「そううまくいくかしら」

(エラー音)

スタッフ「店長、JANコードとおりません!」
マネージャー「現場で何が起こっているんだ・・・」

ナレーション「全国を震撼させる一夜がいま・・・」

(店長、夜の町を走る)

店長「間に合え・・・間に合え・・・間に合えーー」

スタッフ「ありがとうございましたー」

(最後の客を送り出し、消えるネオンサイン)

ナレーション「はじまる」
電子音「ピ、ピ、ピ・・・」
キーを叩く音「カタカタカタ・・・」

(音がだんだん増えていって)
バンッ(無音)

タイトル「THE TANA-OROSHI」

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◆執筆  ヴィレッジヴァンガードイオンタウン千種店 西村店長
 【ヴィレッジヴァンガード・イオンタウン千種店】
〒464-0858
愛知県名古屋市千種区千種2-16-13イオンタウン千種SC2F
電話番号:  052-744-5606
営業時間: 10:00〜22:00
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