総務省が発表した労働力調査(速報)によると、3月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、前月から0.2ポイント改善した。一方、3月の有効求人倍率(同)は0.86倍で、前月から0.01ポイント上昇した。

 新規求人倍率(季節調整値)は1.39倍(前月比0.04ポイント増)、正社員有効求人倍率は0.52倍(前年同月比0.06ポイント増)、有効求人(季節調整値)は前月比0.6%増、有効求職者(同)は同0.9%減。

 新規求人は前年同月比3.6%増。産業別に見ると、宿泊業,飲食サービス業(10.1%増)、卸売業,小売業(8.5%増)、建設業(8.0%増)などが増加。製造業(4.3%減)は減少した。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で最も高いのは宮城県の1.29倍、最も低いのは沖縄県の0.47倍。

 男性の完全失業率は前月比0.1ポイント減の4.5%、女性は同0.4ポイント減の3.5%となった。

 完全失業者数は前年同月比27万人減の280万人。完全失業者のうち「勤め先都合」は同9人減の63万人、「自己都合」は前年同月と変わらず99万人となっている。

 就業者数は前年同月比31万人増の6246万人。産業別に見ると、医療,福祉(29万人増)、教育,学習支援業(16万人増)、学術研究,専門・技術サービス業(15万人増)、建設業(10万人増)などが増加する一方、製造業(17万人減)、サービス業(17万人減)、情報通信業(10万人減)は10万人を超える減少となった。

 同時に発表された2012年度平均の有効求人倍率は、前年度比0.14ポイント増の0.82倍だった。有効求人は前年度比13.6%増、有効求職者は同5.9%減。完全失業率は同0.2ポイント減の4.3%となった。

大卒求人倍率1.28倍、求人数1.9%減
3月の求人広告 前年同月比20.3%増、求人意欲が上昇
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