『マグノリアの花たち』の現場で毎晩泣いていたジュリア・ロバーツ (c)Hollywood News

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45歳の女優ジュリア・ロバーツが彼女の出世作となった映画『マグノリアの花たち』(89)の現場で故ハーバート・ロス監督にいじめられていたと共演女優であるサリー・フィールドやシャーリー・マクレーンが語ったことが話題になっている。

66歳のサリーと79歳のシャーリーはアメリカ時間4月24日に行われた映画の上映イベント「AFI Night at the Movies」に出席し、2人が出演した同映画についての思い出を語った。シャーリーは、「ハーバート・ロス監督は振付師出身なの。だから彼は私たちに対して時にかなり厳しく、時にかなり無礼だったのよ。私にとってこの映画での1番の思い出は、彼が私たちキャストの1人に対して演技ができないと叱った後に、私たちが団結したことだったわ」と振り返った。

同映画でジュリアの母親を演じたサリーは、「監督は私たちの中の1人をかなり厳しく扱っていたわ。彼は私には演技ができないと言わなかったのだけど。ジュリアには復讐するかのようにいじめぬいていたの。あの映画はジュリアにとって最初の大きな映画だったから」と語り、ジュリアが監督の標的になっていたことを明かした。さらにシャーリーは、「ジュリアは私の家に毎晩やって来て、『私は最悪ね。なにをやっているのかしら』と言って泣いていたわ」と話した。

厳しい監督のおかげで女優たちは団結し、それは映画にも良い作用をもたらしたようだ。サリーは、「私にとって映画は友情の力がテーマだったの」と言い、シャーリーは、「映画が終わった後も私たちは友達だったわ。監督の葬式には行かなかったけどね」と続け、彼女たちが2001年に心臓病で死去したロス監督の葬式に行かなかったことを明らかにした。

目の下にあるほくろを取れと命じられるなど、ロス監督にかなり厳しい言葉をかけられていたジュリアだが、同映画で自身初のアカデミー賞にノミネートされている。同監督の厳しいしごきに耐えたからこそ、大スターである今の彼女がいるということなのかもしれない。【村井 ユーヤ】