榮倉奈々「スクワットで、足が生まれたての子鹿みたいにぷるぷるした!」

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有川浩の人気小説の映画化『図書館戦争』の初日舞台あいさつが27日、都内で行われ、岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、栗山千明、石坂浩二、佐藤信介監督が出席した。

『図書館戦争』は、武力による検閲から本を守る防衛組織、図書隊の活躍を描くアクション大作。岡田は「一生懸命努力をして映画にしました。原作を汚してないと言われるのが僕たちの喜びです」と感無量の表情で挨拶。榮倉は「映画化には賛否両論あると思いますが、元々有川先生のファンの方も、映画で初めてこの作品に出会う人も、本作を好きになってくれたら」 と込み上げる思いを口にした。

また、撮影エピソードをそれぞれ語っていったゲスト陣。榮倉は「スクワットのシーンを何度もやって、足が生まれたての子鹿みたいにぷるぷるしました。でも、岡田さんがアドリブで『11・12・12・12』 と言ってくれて、その後立て直すことができた自分にびっくりしました。気合だなと」と笑顔でコメント。岡田は「銃の弾が1万発あるんですが、相当撃ち込んで、なくなるかもしれないってことになり、ミスができないというプレッシャーを感じました。その時、弾づまりが起きると舌打ちが聞こえるような気がして。本当は聞こえてないんですが」と、当時を振り返って苦笑い。

福士は「関節技を岡田さんが教えてくれた」と笑顔を見せると、田中は「銃撃戦で、テストの時は『パンパンパン!』と言うのが恥ずかしかった」と告白。栗山は「北九州のロケの時、奈々ちゃんとふたりでおいしいものを食べた」と語ると、西田は「有川(浩)先生から『サインをください』と言われて。私も先生にサインをいただきました」と、原作者との交流について触れた。

その後、榮倉扮する笠原郁が、自分と本を救ってくれた図書隊の隊員(岡田准一)に頭をなでてもらうという象徴的なシーンにちなみ、サプライズで観客のひとりに岡田が頭なでをすることに。選ばれた少女は、羨望の眼差しを浴びながら嬉しそうな表情を見せた。また、最後に岡田は「『図書館戦争2』を目指して頑張りたい」と、気合を込めて観客に訴えかけた。