イタリア映画祭2013開幕!(左より)カルロッタ・クリスティアーニ、ジュゼッペ・バッティストン、ジュゼッペ・ピッチョーニ監督、フェルザン・オズペテク監督、エドアルド・ガッブリエッリーニ監督、イヴァーノ・デ・マッテオ監督、ダニエーレ・チプリ監督

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 27日、有楽町朝日ホールにて「イタリア映画祭2013」開会式が行われ、イタリア映画界きっての名脇役と言われたジュゼッペ・バッティストン、本映画祭の常連となっているフェルザン・オズペテク監督、ダニエーレ・チプリ監督、イヴァーノ・デ・マッテオ監督、ジュゼッペ・ピッチョーニ監督らが参加した。

 「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年春に始まった本映画祭も今年で13回目を迎えた。毎年1万人を超える人でにぎわうなど注目を集めているが、ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使は満員になった客席を見つめ「ゴールデンウイーク恒例の多くの方々に待ち望まれる映画祭になりました」とあいさつを述べると「日本とイタリアが映画界でのさらなる協力関係が深まっていければ」と期待を寄せた。

 出席者が口々に「こんなに多くの方々の前に立てることが非常に光栄です」と話をするなか、本映画祭出展が6作目となるフェルザン・オズペテク監督は「一昨日、わたしの映画『素晴らしき存在』に出演している女優のアンナ・プロクレメルが亡くなりました。この映画は彼女にささげたいと思います」と沈痛な面持ちで語ると場内は静寂に包まれた。

 関係者によると、今年も客足は好調で、例年以上の盛り上がりが期待できるとのこと。今年は2011年以降に製作された新作13本が上映されるが、イタリア文化会館館長のジョルジョ・アミトラーノ氏は「今日のイタリアの感性や心、内面の景色をご覧いただけると思います」と作品をアピールした。(磯部正和)

「イタリア映画祭2013」は4月27日〜29日、5月3日〜6日に有楽町朝日ホールにて開催。大阪は5月11日〜12日にABCホールにて開催