それでイクメンのつもり!? イラッとくる「夫の育児自慢」9パターン
はじめての子育てに挑み、「俺ってけっこうイクメン」とうぬぼれている新米パパは多いことでしょう。とはいえ妻から見て「いいトコどり」にすぎなければ、感謝されるどころか、冷ややかな視線を向けられている可能性があります。そこで今回は、独自アンケートの結果を参考に「妻をイラッとさせる夫の育児自慢」にはどんなものがあるのか探ってみました。



【1】子どもを洗って湯船で遊ぶだけなのに、「お風呂は俺担当」といばる
「嫌がる息子の服を脱がせたり、湯上がりにクリームを塗ったりは全部私。その間のんびり温まってるくせに、いい気なもんだ…」(30代女性)というように、妻一人のときには入浴前後の工程含めて行っていることを忘れないようにしましょう。一切の手助けがなくても任務遂行できるぐらいでなければ、胸を張るのは控えたほうがよさそうです。


【2】ウンチならオムツ替えは即ママにバトンタッチする
「プーンとにおってきたら、『お前の出番だー!』と私を呼ぶ」(30代女性)というように、おむつ替えも「オシッコならやる」程度では、育児従事者として一人前とは言い難いでしょう。慣れの問題なので、刺激臭の少ない新生児のころから参加して、抵抗感を減らしていくのもひとつの手です。


【3】一緒に食事するだけで、子どもが残しても放っておく
「『ごはん食べさせたよ』って言うけれど、半分以上残したままでオヤツをあげてる!」(30代女性)など、たまのことだからと手抜きをするようでは、食育に心を砕く母心も台無しになってしまいます。幼い子に食事を与えるときには、スプーンですくってあげたり、残さないよう促すなど、苦労がつきものだと心得ましょう。


【4】寝かしつけをしているはずが、先に自分だけ夢の中
「いつも先に自分が寝て、子どもが泣き出しても起きない。結局私が添い寝する羽目に(怒)」(30代女性)というように、疲れていれば仕方がないとはいえ、任せたはずのことが中途半端では妻のストレスも増すばかりです。せめて子どもが寝入るまでは、意地でも目を開けているよう努力しましょう。


【5】ママの不在時は、ずっと子どもにDVDを観せ続ける
「『留守は任せて』と言われたけど、アニメを2時間流しっぱなしだった」(30代女性)というように、テレビにお守りを頼ってばかりでは、「父親の自覚あるの?」と非難されても仕方がないでしょう。普段、触れ合う機会が少ないからこそ、父子で家に残されたときぐらいは一緒に遊んであげたいものです。


【6】散歩に行っても持て余し、たった10分で帰ってくる
「『掃除の間だけ出かけてきて』と頼んだら、家の前をウロウロ。ご近所さんに不審がられそう」(20代女性)というように、乳児が相手では、ちょっとした外出でもオロオロしてしまう新米パパが少なくないようです。会話が成立しないなりにも、景色を見ながら声をかけ続ければ、穏やかな時間を過ごせるでしょう。


【7】オムツや着替えを持たずに手ぶらで子どもを連れ出してしまう
「娘の体ひとつ抱えてドライブに行ったようで、オムツはパンパン、服もビショビショで帰ってきた」(20代女性)というように、思いつきで行動した結果、子どもに不快な思いをさせて、妻から大目玉をくらうこともあるでしょう。外出時の大荷物を他人事だと思わず、必要なアイテムぐらい把握しておいたほうがよさそうです。


【8】ぐずり始めたら、「ママじゃなきゃ」と逃げる
「機嫌がいいと一緒に遊ぶくせに、泣けば私を呼ぶ。勘弁して!」(30代女性)というように、対応にムラがあるようでは、妻も安心して子どもを託すことができないでしょう。大きな泣き声にひるむのではなく、いっそ「泣いているのをなだめるのが親の仕事」だと割り切ったほうがいいかもしれません。


【9】「たまには面倒をみて」と頼んだら、2人で夫の実家に帰る
「私が外出すると、短時間でも姑のところに飛んでいく。嫁の立場も考えてよ!」(40代女性)というように、自分でなんとかせずに実家を頼るのも、たび重なれば妻の不興を買いかねません。「親も喜ぶから」と適当に流すのではなく、まずは夫婦でしっかり子育てをする姿勢を貫きましょう。


ほかにも「妻をイラッとさせる夫の育児自慢」があれば教えて下さい。皆さんのご意見をお待ちしています。(長谷井涼子)