モノレールで結婚式も。沖縄県の都市モノレールは「おもてなし」がいっぱい

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沖縄旅行の際、レンタカーを利用するという方が多い。しかし、車の交通量が多い時間帯の移動はかなり大変である。那覇市内の移動には涼しくて渋滞の心配もない、沖縄都市モノレールを上手に利用して、快適な旅行を楽しんでほしい。

那覇空港から首里を結ぶ沖縄都市モノレール「ゆいレール」は、地上から最高20mの高さを走るので、車窓から見事な景観を楽しむことができる。到着駅ごとに変わる沖縄のわらべうたは、旅行者の気持ちを高揚させるだろう。車両のデザインもバリエーション豊かで、首里城をデザインした車両などは子供たちに大変人気があり、2012年は利用者数も開通以来最大となった。

2011年の料金改定以来、隣の駅まで一律100円の「おとなりきっぷ」を導入したり、回数券の期限を無期限にしたりなど、新たなサービスを生み出してきた「ゆいレール」。乗り放題で600円の一日乗車券の期限も24時間となった。例えば到着するのが夜の場合、次の日の夜まで使えるという大変お得な設定である。

この乗車券があれば乗り放題のみならず、首里城をはじめとした観光スポット、美術館、レストラン、エステ、大型ショッピング施設の店舗に至るまで、あらゆる割引サービスが受けられる。そして期限内に駅に返却すると、もれなくボールペンやクリアファイルなどプレゼントももらえるという、至れり尽くせりぶりなのだ。

沖縄旅行者にはリピーターも多い。そんな沖縄通の人や地元在住者向けには、ゆいレールファンクラブの会員になるがおすすめ。年会費500円で、週末利用可能な1日乗車券を2枚プレゼント。こちらも通常の一日乗車券同様、各施設、店舗での割引サービスも受けられるというのだから、更にお得である。

様々な取り組みで乗客へのサービスをはかる「ゆいレール」。中にはこんな面白いサービスも! それは、車内でパーティーができるという貸し切り列車。借り主の希望に合わせてワイン列車、泡盛列車、バースデイ列車など、いろんな企画に対応してくれるという。

飲食は自由。瓶類以外はお酒の持ち込みも可能で、テーブルなどはゆいレールから貸し出しもあり、飾りつけも自由に行えるという。乗り込んでから終了まで約1時間半というこの貸し切り列車では、何と結婚式も行われたことがある。

ご両親に新郎新婦が暮らす街を見せたいとの思いで挙げられた式では、一両目が新婦の控え室となり、2両目にはバージンロードが敷かれた。車内は列席者との距離が近く、新郎新婦は直接お祝いの言葉をかけられながら挙式することができたと好評だったそうだ。

また、毎年解禁日に併せて運行する「ボジョレーヌーボー列車」は、若者から高齢者にまで好評だという。客同士で解禁日を祝う光景は、この列車以外で見られることはまずないだろう。車内には各種つまみも用意され、乗客たちはみんな笑顔で談笑を楽しむ何ともスペシャルなイベントだ。

ユニーク!と言えばこんなサービスも。ゆいレール社員が手作りで、ゆいレールの情報を発信するラジオ番組「ゆいレールレディオステーション」を「FMとよみ」からオンエアしている。

サイマル放送(=同時並行放送)などインターネット配信も行っているので、沖縄以外の各地でも番組を聴くことができる。ゆいレールの情報はもちろん、沿線のおススメスポット紹介なども満載なので、沖縄旅行を計画されている人には、是非チェックしてほしい。

その他にも季節ごとに様々な取り組みもある。例えばクリスマスには、各駅のコンコースが華やかなデコレーションで彩られることに加えて、どの飾り付けがもっともステキかを、客の投票により決定するという。

さらに、乗客数が123,456,789人を達成したとあらば、その数字にまつわる客(誕生日と銀行の通帳番号の数字で決定!)を招き、一緒にお祝いするという心意気もすばらしい!

また、今年初めて子供の日イベントも開催される。沿線の幼稚園、児童館の子供たちが描いた布製の大きなこいのぼりが、おもろまち駅と牧志駅にディスプレイされる予定。ゴールデンウィーク中、ゆいレールに乗車される際には、風になびく子供たちの夢が詰まったこいのぼりに会えるだろう。

更に10周年を迎える今年の8月10日には、記念イベントを行う予定。この夏沖縄に観光予定のある方は、是非参加してみては?