香港上陸「ヱヴァQ」に観客拍手、上映中に劇場ざわめいた“瞬間”も。

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日本では2012年11月17日に公開され、50億円超の興収を記録した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(以下「Q」)。同作のBlu-ray/DVDが発売された4月24日、ついに海外公開が始まった。その中のひとつ、香港でも公開初日を迎えたので、どのような状況か、ナリナリドットコム中国特派員がレポートする。

香港ではこれまで「序」「破」ともに公開されてきたが、「Q」の上映館は計9館。MCLシネマ系4館、ブロードウェイサーキット系3館、ゴールデンハーベストシネマ系1館、UAシネマ系1館となっている。

チケット料金は時間・映画館によって異なるが、50香港ドル(約640円)〜75香港ドル(約960円)。午前中の比較的空いている回は割安で観られるようになっており、これは香港の映画館の特徴だ。なお、MCLシネマ系に限り、「チケット2枚購入で『ヱヴァグッズ』(特製ファイル)プレゼント」キャンペーンを実施していた。

今回は香港随一の電脳街モンコックにある人気ショッピングセンター「朗豪坊」の映画館「UA朗豪坊」 にて「Q」を鑑賞。前作「破」をMCL系の映画館「MCL Telford Cinema」で鑑賞した際には公開記念イベントが催されていたが、今回訪れた「UA朗豪坊」では特にイベントはなし。「Q」のポスター自体も貼られておらず、館内は翌日(25日)公開を控えた「アイアンマン3」一色になっていた。

最も混雑する時間と思われる19時45分の回を鑑賞したが、約200人を収容できるホールは8割程度が埋まることに。観客は20〜30代の男性が中心で、カップル客や女性の一人客もいたが、こちらは少数派だ。時間が時間だけに、仕事帰りと思われるスーツ姿の男性客も目立った。

公開初日のせいか、映画を鑑賞しやすい中央部分の席は香港の“ヱヴァファン”によってかためられており、上映が始まるまで“ヱヴァトーク”が聞こえてくるほどの和やかな雰囲気。

上映が始まると皆鑑賞に集中しており、95分間の上映時間はアッという間に過ぎ去ったが、上映中にざわめきが起こった“瞬間”が3か所だけあった。碇シンジと渚カヲルのシーンが2か所と、上映終了後に「つづく」の文字がスクリーンに現れたときだ。そして、上映が終わり、場内が明るくなると拍手が巻き起こった。

なお、「Q」公開に先駆け、家電雑誌「e-zone」は作品紹介、スマホ向けヱヴァンゲリオンアプリ紹介特集を組み、NERVマウスパッドを付録としてつけた“ヱヴァ号”を発刊するなど、“香港上陸”を盛り上げている。