今秋公開が決まった「サカサマのパテマ」がアヌシー映画祭で世界へ(C)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013

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2010年3月に公開されてロングランヒットを記録した「イヴの時間 劇場版」の吉浦康裕監督の最新作「サカサマのパテマ」が、今秋公開されることが決定した。また、6月10日から開催される仏アヌシー国際アニメーション映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映されることも決まった。

「サカサマのパテマ」は、防護服を身にまとった人々が暮らす地下世界の好奇心旺盛なお姫様パテマと、地上世界の少年エイジとの出会いから生まれる冒険を描くオリジナルの長編アニメーション。当初は12年の公開を目指して製作が進められていたが、同年10月に製作上の都合で公開時期を13年に変更。以降、しばらく13年公開予定のままだったが、このほど正式に今秋公開が決まった。

あわせて、6月10日からフランスで開催される第35回アヌシー国際アニメーション映画祭への正式招待も決定。同映画祭は、1960年にカンヌ映画祭からアニメーション部門が独立して生まれた世界最大のアニメーション映画祭で、07年に「時をかける少女」(細田守監督)が長編部門特別賞、08年の「つみきのいえ」(加藤久仁生監督) が短編部門グランプリ、11年に「カラフル」(原恵一監督)が長編部門特別賞&観客賞を受賞している。

今年は88カ国から2461作品の応募があり、その中から9本がコンペ部門に、15本がアウトオブコンペ部門に選出(それぞれ長編部門、ほかに短編部門、TVシリーズ部門などがある)。「サカサマのパテマ」はアウトオブコンペ部門での上映となり、同部門にはほかに「放課後ミッドナイターズ」「劇場版BLOOD-C The Last Dark」「グスコーブドリの伝記」「ONE PIECE FILM Z」が選出。コンペ部門には「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」が選出されている。

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