「い・ろ・は・す みかん」1555ミリリットル

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東日本大震災以降、安心な水に対するニーズが高まり、ミネラルウオーター市場が活気を帯びている。なかでも、水に香りを付けたフレーバーウオーターの成長はめざましく、2009年と比べて2012年は約3倍にまで拡大した。

2013年に入ってからも夏に向け、サントリー食品インターナショナルが「純水ななっちゃん オレンジ」、キリンビバレッジは「ボルヴィック クリアピーチ」を投入するなど、新商品が相次いで登場している。そもそも、このフレーバーウオーター人気はどこから火が付いたのか。

「い・ろ・は・す」フレーバーウオーターが9割のシェア

フレーバーウオーターはヨーロッパを始め、主に海外で飲用されるタイプの飲料だった。2000年代後半からフレーバーウオーターに類する商品が日本でも発売され始めたが、馴染みが薄かった消費者にはいま一つ受け入れられず、市場は伸び悩んでいた。

そこに登場したのが、日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す みかん」だ。日本人に受け入れられるように開発された商品で、国産の温州みかんのエキスを加え、ほんのりとしたみかんの甘さが口の中に広がる。「透明なのに、フルーツの味がしっかりしていて、すっきり飲みやすい」と好評のようだ。2010年夏の販売開始以来、「い・ろ・は・す りんご」と合わせて、これまでに5億本を突破する人気シリーズとなった。

他メーカーも同じ系統の新商品を市場に投入し出したものの、「い・ろ・は・す」のフレーバーウオーターシリーズは9割のシェア(2012年、Intage MBI調べ)を占め、市場を牽引する存在だ。その味のよさに加え、軽量のエコペットボトルを採用している点や、ボトルをひねるように小さくしぼったときの「気持ちよさ」が支持されているという。

5月13日には新たに、「い・ろ・は・す みかん」1555ミリリットルのペットボトルを発売。従来と同じく植物由来の素材を一部に使用したボトルを採用し、持ちやすいようくぼみを付けた。同社によると1.5リットルクラスでは国内最軽量のボトルで、他のサイズと同様にしぼれるボトルを採用した。価格は300円。