一度は行ってみよう! エンタメの祭典、サンディエゴのコミックコン

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アメリカに住んでて一番いいことって何? と聞かれると、私は即答で「サンディエゴのコミコン」と答えます。

1970年、シェル・ドルフ(Shel Dorf)と4人のコミック・ファンが立ち上げたコミコン・インターナショナル(San Diego Comic-Con International)。4日間、世界中からコミック・アニメ・映画ファンが一同に集うイベントです。


アニメオタクの集まり? とよく勘違いされますが、コミコンとは、1年に1度、自分の趣味を思う存分に楽しみ、幻想の世界にどっぷりはまれる素晴らしい機会なのです。1970年には145人だった参加者は、今では1日13万人以上にふくれ上がっています。会場であるサンディエゴ・コンベンションセンターに入り切らず、警官がついて入場制限をしなければならない状態です。

そんなコミコンの楽しみ方を、簡単に説明していきます。

私は4日のうちの1日は、朝から夜まで列に並んでいます。これは最新映画の発表や、人気俳優の記者会見を間近で見られる大チャンスのため。この日は待ちに待った宮崎駿さんの会見のために、早朝5時から列に並びました。


サンディエゴの朝は寒い…。でもすでにこんなにたくさんの人が! この日は記者会見の日なので、コスプレや化粧はせず、楽な服装で列に並んでいる観客が多いです。

4時間待って、やっと入れた宮崎駿さんの記者会見。彼が姿を現した瞬間、開場が全員スタンディングオベーション! その圧倒的な迫力は今でも覚えています…。同じ日本人として、誇りに思える瞬間でした。2席前のブロンドの女の子は、感動しすぎて泣いていました。


観客からの質疑応答で、長々と一生懸命話すアメリカ人に対し、宮崎さんの答えがすべて一言だったのが印象的でした。主人公がすべて女性な理由は、「女性は強く美しいからです」とぽつりとつぶやく宮崎さん。早起きしてよかった、思えるすてきな会見でした。

観客の多数がコスプレをして来場するコミコン。チケットがないと会場には入れませんが、もし人間観察するだけで満足なら、会場周辺のダウンタウンサンディエゴでランチをするのがおすすめです。レストランで食事中のスパイダーマンや、売店で並ぶカオナシ、カフェで休憩中のマリオとルイージなど、奇妙な光景を楽しむことができます。

映画『デスノート』のご一行。


ファイターさんがそろうと大変! 写真をせがむ人々に止められ、なかなかその場から動けなくなります。


アメリカ人のスター・ウォーズ熱は未だに熱く、毎年スター・ウォーズキャラは必ず見かけます。セクシーなレイア姫や、全身毛だらけのチューバッカなど、みんな手間をかけて参加しています。


映画"Enchanted"『魔法にかけられて』のプリンセス、ジゼル! ポーズまでそっくり!


コミコン内でコスプレがかぶることはよくあります。だいたい「私がもう一人いる!」と感激して写真を撮ります。これは『ファイナルファンタジー7』のティファです。


『魔女の宅急便』のキキもけっこう見かけますが、この女の子は一番かわいいと思いました。

休憩中のリトルマーメイドのアースラ。大迫力! 一体どうやって歩くのでしょうか?


日本のコスプレイヤーとちょっと違うところは、年齢層がかなり幅広いところ。コスプレの参加者は老若男女、50代以上まで見られます。流行りのコスプレはもちろん、『スター・トレック』や『スター・ウォーズ』なども定番コスプレも。ダースベイダーもどこにでもいますが、この人はかなりの長身で目立ってました。

コミコンは有名人も夢中で、ジャスティンティンバーレークも仮装して参加するほどの大ファンなんです。コスプレで本性がバレないので、パパラッチ対策もバッチリです。

他にもこちらやこちらなど、画像だけでも興奮が伝わってくるサイトがあるので、ぜひご覧になってみてください。

今年のコミコンは7月18〜21日です。サンディエゴまでの航空券は約10万円。夏休みは好きなキャラクターに変身し、コミコンに参加してみてはいかがでしょうか。


[Comic Con International]