迫力と存在感を放つサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂/写真提供:スペイン政府観光局

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その場所に行ったかのような体験ができるのは、外国映画を観る楽しみのひとつ。手軽に旅行した気分が味わえるので息抜きにもピッタリでは?スペインのとある街が堪能できる『朝食、昼食、そして夕食』(4月27日公開)は、旅行ラッシュがはじまるGWになかなか海外へ行けない人にこそオススメしたい1本だ。

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物語の舞台は、スペイン北西部に位置する人口9万人余りの小さな街・サンティアゴ・デ・コンポステーラ。日本人にはあまり馴染みがないスポットだが、じつはローマ、エルサレムと並びキリスト教の3大聖地に数えられ、世界遺産にも認定されている由緒正しき街なのだ。9世紀ごろから始まったサンティアゴ巡礼の終着地点。フランスから延びる巡礼路をはじめ、代表的な建造物のカテドラル(大聖堂)や旧市街の広場など美しい景観が広がっている。名所には観光客が多く訪れるが、この街では現在も漁業、農業、酪農といった第一次産業が中心。ほのぼのとした雰囲気が時間を忘れさせてくれる。

街に暮らす人々のささやかな生活を普遍的なドラマとして切り取ったのが『朝食、昼食、そして夕食』だ。常に食事とともに物語が展開し、サンティアゴ・デ・コンポステーラの1日を描くというユニークな仕掛けも、ありのままの風景を伝えてくれる。映画館でこの美しいドラマと美しい街並みを疑似体験してみてはいかがだろうか?【トライワークス】