投資環境に明るさが増すなか、注目したい高配当株式の魅力

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今年に入ってからの世界の株式市場では、米国景気の回復期待や日本での大胆な金融政策の発表などを背景に、先進国株式の好調が目立っています。こうしたなか、さらなる株価上昇への期待とともに、配当利回り面での魅力などから、先進国の高配当株式に注目が集まりつつあります。

先進国の高配当株式の配当利回りは、2013年3月末時点で4.1%と、世界株式全体の2.6%を上回り、魅力的な水準となっています(MSCIワールド指数ベース)。高配当企業というと、従来は、金融やエネルギー、公益に代表される国の基幹産業など、安定的な収益構造を持つ業種が中心となっていました。しかし近年では、世界的な株主還元姿勢の高まりなどを背景に、業種や企業の顔ぶれに変化がみられています。

近年の高配当企業には、グローバルに事業展開を行なう企業や、知名度が高く、存在感のある優良企業が多く見受けられます。これは、魅力的な配当金を継続的に支払うためには、堅固な財務基盤や持続的な利益成長が重要になるためと考えられ、このことから、高配当企業は先進国企業中心となる傾向にあります。また、業種構成をみると、過去と比べて多様化が進んでおり、ヘルスケアや生活必需品などの業種の企業が増えています。これらの企業は、新興国への事業展開も積極的に行なっていることなどから、世界経済の拡大に伴ない、今後も収益拡大が期待されます。

世界経済は、緩やかに回復が進むと見込まれるなか、株式市場では今後、株価上昇が進むにつれて、銘柄選別の動きが強まると考えられます。そうしたなか、「利回り面での魅力」と「値上がりへの期待」を兼ね備えた高配当株式を、投資対象の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)

(2013年4月24日 日興アセットマネジメント作成)

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