国際ウールマーク賞 マトフとモトナリオノが日本代表デザイナーに選出

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 ザ・ウールマーク・カンパニーが開催するデザインコンテスト「INTERNATIONAL WOOL PRIZE(インターナショナル・ウールマーク・プライズ / IWP)」2013-2014アジア地区大会の日本代表デザイナーが、「matohu(まとふ)」の堀畑裕之と関口真希子、そして「motonari ono(モトナリオノ)」の小野原誠の2組に決定した。デザイナーらは、4月24日に開催された会見でそれぞれの意気込みを発表。7月に香港で開催されるアジア地区大会を通過したファイナリストは、ミラノ・ファッションウィーク中に開催される世界審査会に挑む。

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 「IWP」は旧IWS国際羊毛事務局が1953年に創設したウールのデザインコンテストで、当時無名だったYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)とKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)を発掘したことでも知られている。各国で選出されたデザイナーらは、ウール素材を使用して6体のコレクションを制作。世界5地区で開催される審査会の優勝者には最終審査会の出場権と5万豪ドル(約510万円)の援助金が贈られ、世界審査会では各地区審査会を勝ち抜いたファイナリストから1組の優勝者を選出。10万豪ドル(約1,020万円)の賞金と有名小売店でのコレクション販売の機会が与えられる。なお、前回のコンテストではデザイナー北澤武志と佐藤絵美子による「DRESSEDUNDRESSED(ドレスドアンドレスド)」がファイナリストに選ばれ、ロンドンで開催された最終審査会でコレクションを発表した。

 会見に出席した「IWP」のコンサルティング担当Simon Lockは、コンテストを通じて「世界中の新進気鋭のデザイナーにウールの新しい可能性を見い出して欲しい」と期待し、また日本代表として選ばれたデザイナーらは「日本ならではの細やかさを見せたい」(小野原誠)、「ナチュラルでエコロジカルな方向に向かっている現代においてウールは重要な素材。これをきっかけにインターナショナルマーケットを意識していきたい」(堀畑裕之)と意気込んだ。また会場では、前回のコンテストに挑んだデザイナーらを追ったドキュメンタリー・ムービー「REACHING THE MARK」が上映された。