「サイボーグ 009 旅立ち編 ~Setting off~」
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 石ノ森章太郎氏のマンガを原作にしたアニメーション映画『009 RE:CYBORG』の豪華版Blu-ray BOXに、「サイボーグ009」の完全新作読み切りコミックが封入されることが明らかになった。映画版に至る空白の四半世紀を描いた、56ページに及ぶ前日譚だ。

 新作タイトルは「サイボーグ 009 旅立ち編 ~Setting off~」。映画版監督の神山健治がストーリーを、石ノ森さんの弟子にあたるシュガー佐藤が作画を担当している。長きにわたった「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」とゼロゼロナンバーサイボーグの戦いが終わり、世界に訪れたつかの間の平和、そして映画で再集結するまでの間、なぜゼロゼロナンバーサイボーグがバラバラになったのかが描かれている。

 石ノ森さんのアシスタントとしてキャリアをスタートさせたシュガー佐藤は「『009』。未完のまま、石ノ森先生は、本当に雲の上の人になってしまいました。どんなにくやしい思いだったのでしょう……」と師匠の無念を推し量ると、「同郷で生まれ育ち、10代の頃からお世話になった先生に、力不足ながら、感謝と恩返しのつもりで、このBlu-ray BOX の冊子に参加させていただくこととなりました。神山監督の書かれたシナリオの内容に心躍り、大変楽しく、幸せな気持ちで描くことができました。石ノ森先生、“天国”(カミ)からお守りください」と感慨深げだ。

 すでにオフィシャルサイトでは4ページ分の試し読みがスタート。東西冷戦が終了した後、一人でも小国一つの軍事力に匹敵するといわれているゼロゼロナンバーサイボーグが危険視されるさまが明かされており、石ノ森ファンはもちろん、映画から「サイボーグ009」に入ったという人も楽しめる仕上がりになっている。(編集部・福田麗)

『009 RE:CYBORG』豪華版Blu-ray BOXは5月22日発売 税込み価格:1万290円 発売元・販売元:バップ 通常版Blu-ray&DVDも同時発売