ラーメン通にはおなじみ”加水率”の高いカップ麺、「革麺」を食べてみた

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最近続々と発売されている生麺食感のインスタントラーメン。手軽に生麺のおいしさを楽しめるため、人気が出ている。そこへ満を持して登場したのが、エースコック「革麺 ガラ炊き醤油らぁ麺」(230円・税抜)だ。この生麺戦国時代に「決着をつける」「革命的なおいしさ」(同社広報)と野心を隠さない姿勢に惹かれ、さっそく食べてみた。

フタを開けてかやくや粉末&液体スープを取り出すと、独自製法で作られているという麺が目に飛び込んできた。通常イメージされる「カップラーメン」の麺よりも太く黄味がかっていて、力強さを感じる。

麺の上にかやくをのせて湯を注ぐ。かやくは焼き豚、メンマ、ねぎの3種類。個人的にはもう少し量が欲しいところだが、麺を味わってほしいという自信の表れなのかもしれない。5分経ったところで、液体スープの素と粉末スープの素を入れたらできあがり。

できあがったラーメンを見ると、スープの上からも麺の主張の強さがわかる。同商品の麺は「多加水ノンフライ麺」と言われ、エースコック独自の製法により加水率(麺を作る際の小麦に対する水の比率)を40%以上にあげることができたという。一般的には、加水率があがるほど柔らかでもちもちとした麺になるとされる。

実際に食べてみると、確かに今までのカップラーメンでは味わえなかったもちもちとした食感! 「麺」を食べているという実感が沸いてくる。また適度な弾力があり、つるっと口の中に入ってきて、のど越しもよい。ただ湯を入れて5分待っただけで、こんなにも本格的な味わいが手に入るとは。

スープはチキンとポークを配合したというしょうゆベース。最初はあっさりした印象で麺の方が強く感じられたが、食べ終わった後に素材の旨みが程よい余韻を残してくれる。「革麺」という男らしい名前から、勝手にこってりとしたスープを想像していたのだが、いい意味で裏切られた。これならもう1杯食べられそうだ。

「日清 ラ王」や「日清麺職人」など生麺タイプのカップ麺は世に多く出回り、まさに”生麺戦国時代”。その中で「革麺」は生き残っていけるのだろうか。個人的には加水率の高いぷりぷりとした麺が好みなので、ぜひ革麺にはこのままスタンダードとなってほしい。