お客さまが求める要件に合わせ一台一台ボトリングシステムを設計

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理系のシゴトバ Vol.81

澁谷工業株式会社

多種多様なボトルに中身を充填するシステムを開発した澁谷工業の現場を紹介!


■澁谷工業 BS技術本部 技術部

清涼飲料水、ビール、ワインなどのアルコール飲料、調味料、乳製品、さらには化粧品やシャンプー・リンスなどのトイレタリー製品など、私たちの身の回りにはさまざまなボトルに入ったモノがあふれています。それらのボトルを少量生産するのであれば、手で詰めることもできますが、大量生産となると人の手では到底できません。しかも単に詰めるだけではなく、安心・安全に使えるよう衛生的に詰めなければならないのです。そんなボトルに中身を充填する作業を人に代わって行う装置、ボトリングシステムを開発、製造、販売しているのが澁谷(しぶや)工業です。創業は1931年。当時は清酒メーカー向けの燃焼装置などの製造販売を行っていましたが、第二次世界大戦後の49年に澁谷工業に改組し、ボトリングシステムの開発に着手します。同社が第1号ボトリングシステムを開発したのは59年。以後、ボトリングシステムのメーカーとして、市場の高品質化のニーズに応えるべく無菌充填技術やGMP(※1)対応技術を確立するなど、国内外の市場をけん引してきました。現在はボトリングシステムのほか、製薬設備システム、包装システム、切断加工システムや半導体製造システム、さらには医療/医用機器、再生医療システムなどの製作も手がけるなど、事業エリアは拡大しています。今回は澁谷工業設立以来の核となる事業、BS(※2)技術本部 技術部のシゴトバを訪ねました。
※1 Good Manufacturing Practiceの略で医薬品および医薬部外品の製造管理および品質管理に関する国際基準。
※2 ボトリングシステム(Bottling System)の略。