3月6日に30歳をテーマにした8thシングル『30』をリリースし、現在は「Ms.OOJA SPRING TOUR 2013」で日本中に歌声を響かせているMs.OOJAさん。そんな多忙を極めるMs.OOJAさんに、読書スタイルを聞いてみました。


「本を読むのは移動中やお風呂に入るとき、それに一番長く読んでいるのは夜寝る前のベッドの上ですかね。読みだすと止まらなくて、気づけば朝になってたり。本を読むときはタイミングを考えないといけないなって思います。あと、最近電子書籍に変えたんですけど、その場で買える便利さが危険なんですよ。買って読み始めたらセーブが効かないんですよね。最近はほとんどキンドルのペーパーホワイトで読んでます」


――キンドルを買われたきっかけは?

「知り合いの方がこれを持っていて、それを見ていたら欲しくなってしまって。あとはなかなか本屋さんに行けなくて、そういう時便利なんですよ。そして読み終わった後、今までは本をどうしたら良いのかわからなかったんですけど、これならココに全部おさまるのでよかったです。逆に睡眠時間は減ってますけど...」


――読まれる本はどうやって選ばれるんですか?

「人が良いって言ったらすぐ読んじゃいますね。あとは一気に買い込んで読むことが多いんです。キンドルはサンプルがあって試し読みが出来るんですよ。わからない言葉も辞書で引いてくれるし。いままでだったらわからない言葉をそのままにしてしまうこともあったんですけど、これがあればそのたび調べられるんで勉強になります」


――前編ではドラマティックな本が好みだと語ったMs.OOJAさん。自身が作詞されるときも、重要なのはやっぱりストーリー性のようです。

「歌っていうのはひとつの物語を3分ないし5分で伝えるっていうものだと思うんですけど、歌を聞いた時に1冊の小説を読んだような感覚になってくれたら嬉しいなって思いますね。文字を追っていく中で情景が頭の中に浮かんで、顔も見たことのない主人公たちの姿が浮かんでいくというか、想像力を掻き立てられる歌詞はとても魅力的だと思うし、それを心がけて歌詞を書いています」


――3月6日にリリースされた新曲『30』は、30歳になったMs.OOJAさんが同世代の人たちに向けて書き上げたという曲。悩みや葛藤、愛する人への気持ちなど、人間の本質に迫るプリミティブな内容となっています。

「まずこの曲は、大人の男女2人の別れがテーマなんです。自分っていうのをしっかり持っていて、お互いをすごく大事にしてきた男女。そんな人たちが別れを選ぶときに、男性は大切だっていう思いから"またやり直せるから距離をおこう"って嘘をつく。女性も嘘だって心のなかではわかっているんですけど、その言葉にどこかすがりたい部分もあったりして...。なので、短編小説のようなストーリーを自分のなかで組み立てた上で歌詞を書きました。そういうことって、誰もが経験しているんじゃないですかね...。音だけじゃなく、歌詞もじっくり読んでいただきたいです」


ストーリー性の強い小説を好み、それが自信の歌詞にも影響を与えてきたというMs.OOJAさん。これからもたくさんの本に出会い、心に響く歌を届け続けてほしいですね!


《プロフィール》
Ms.OOJA(ミス・オオジャ)
1982年生まれ。三重県出身。シンガーソングライターとして名古屋のクラブシーンで活躍した後、2011年にメジャーデビュー。2012年にリリースした5thシングル「Be...」は100万ダウンロードを 越える大ヒット。2013年3月6日には30歳をテーマにした8thシングル「30」がリリースされた。さらに5月22日には9thシングル「ANSWER」、6月12日アルバム「FAITH」リリース予定。



『なんとなく、クリティック〈1〉』
 著者:
 出版社:なんとなく、クリティック編集部
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