投資の格言にもあるとおり、お金は「ひとつのカゴに盛ってはいけない」のです。(イラスト/宗誠二郎)

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 前回(【第9弾】「分配金が少ない毎月分配型ファンドは魅力がない」は正しいのか?)、毎月分配型ファンドを購入するなら、投資対象のリスクを複数抱え込まないものが望ましい、と書きました。

 つまり、以前大人気だった通貨選択型ファンドなどは「望ましくない」ということです。

 しかしながら、複数のリスクを抱え込んでいる毎月分配型ファンドの代表例である通貨選択型ファンド(投資対象、ヘッジ対象との金利差、ヘッジ対象との為替差益の3つ)、少しだけ買うなら「アリ」だと私は考えています。今回は一見矛盾しているようにみえるこの話しをします。

安定的なものを7割、機動的なものを3割

 タイトルに「七三分け」と書きました。最近、男性の間で昔ながらではない、「おしゃれな七三分け」が流行っているようです。「七三」には落ち着いてみせることのできる意味合いが含まれているかもしれません。

 かなり強引だと言われるかもしれませんが(笑)、毎月分配型ファンドを複数保有する場合、資金を振り分ける割合を「7:3」で考えようというのが、私の今回の提言です。

 つまり、100万円分の毎月分配型を購入する場合、
・70%……リスクがひとつだけの、分配金の金額は低め(60円以下程度)でも安定的に分配金が出るファンド
・30%……リスクを複数抱えているが、分配金が高め(100円以上)のファンド。たとえば通貨選択型ファンドなど
の割合でよいでしょう。

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