ゆとり世代の3割「結婚後も親元近くに住みたい」 -親世代も6割が近居希望

写真拡大

リハウス事業を展開する三井不動産リアルティはこのほど、「”ゆとり世代”とその”親世代”の住まいと距離に関する意識調査」の調査結果を発表した。

同調査は、1987年度以降生まれの22〜25歳の社会人の男女(1都3県に実家があり、かつ現在も圏内に在住の、四大卒以上の正社員社会人)を、2002年度学習指導要領によるゆとり教育を受けた「ゆとり世代」と定義。この世代を子に持ち、住宅購入経験のある50〜59歳の男女を「親世代」として、3月14日〜3月15日にインターネット上で実施。ゆとり世代の男女各155名、親世代の男女各155名の計620名から回答を得た。

「結婚後のマイホームと実家間の理想の距離」を聞いたところ、親子間の家の距離が10km圏内の「近居」を望むゆとり世代は33.5%だった。男女別に見ると、男性は24.7%、女性は41.2%となり、男性よりも女性の方が親との「近居」を望んでいることがわかった。

一方で、親世代は子供世代の2倍となる58.1%が子供との「近居」を望み、男女別では、男性が54.2%、女性が62.0%で、子供世代と同様に女性の数値がやや高かった。また、ゆとり世代の女性の22.8%(男性は10.7%)、親世代の女性の37.5%(男性は22.6%)が理想の距離として「3km圏内」を選んでおり、より近くに住みたいという女性の特徴が明らかになった。

「近居」を望む理由は、ゆとり世代では、「緊急のときに助け合いたい」(52.3%)がトップとなり、続いて「働いている間、用事があるときに、親に子供の面倒を見てほしいから」(50.0%)が2位、「親の老後が心配だから」(41.9%)が3位となった。男女別に見ると、女性は「緊急のときに助け合いたい」(60.7%)がトップであるのに対し、男性のトップは「自分が育った土地で子育てしたいから」(53.3%)だった。

親世代でも子供と同様に「緊急のときに助け合いたい」(67.2%)がトップとなり、親子ともに、子育てを手伝ってほしい、孫の面倒を見てあげたいという理由よりも、「緊急のときに助け合いたい」がトップにあがっていることから、急病などの緊急時に駆けつけられる距離にいたいと考えていることがうかがえた。

ゆとり世代のマイホーム購入に関しては、「購入したい」(30.6%)と「やや購入したい」(32.6%)を合わせると、6割以上(63.2%)が将来マイホームを購入したいと考えていることがわかった。1.3%はすでに購入経験があり、合計するとおよそ3人に2人(64.5%)が、マイホーム購入意欲があった。アンケートの詳細は「三井不動産リアルティのプレスリリース」で閲覧できる。