マーティン・スコセッシ監督写真:ロイター/アフロ

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マーティン・スコセッシ監督が長年温めている遠藤周作の長編小説「沈黙」の映画化が、いよいよ実現に近づいた。米Deadlineによれば、2014年7月に台湾でのクランクインを目指して動き始めているという。

本来なら、1997年の「クンドゥン」のあとに「沈黙」の撮影に入る予定だったとされ、すでに15年以上経過している。昨年8月には、「沈黙」のプロデュースを手がける製作会社チェッキ・ゴーリ・ピクチャーズから、製作遅延で訴えられるという局面もあった。

しかし今年1月には、スコセッシ監督が次回作として「沈黙」を手がけると明言。米Emmett/Furla Filmsによるファイナンシングも固まり、5月15日から始まる第66回カンヌ映画祭のマーケットでプリセールスが始まるという話もある。

「沈黙」は、キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描いた遠藤の代表作。現時点ではキャストは未定だが、当初はダニエル・デイ=ルイス、ベニチオ・デル・トロ、ガエル・ガルシア・ベルナルらが司祭役で主演すると報じられていた。

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