30年以上を経てブルーレイ化される『地球(テラ)へ…』

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 竹宮恵子による長編SFコミックを劇場用にアニメ化した映画『地球(テラ)へ…』が、新たに発見された未公開シーンを加えてブルーレイ化されることが決定した。

 同作は、スーパーコンピューターが管理する遥か未来の宇宙が舞台となる、1980年公開のSF作品。人類の抹殺対象である新人類「ミュウ」と判定された青年ジョミーと彼の同胞たちが、人類に追われながら地球への移住を目指す姿を描く。

 第25回小学館漫画賞を受賞した竹宮の原作を、青春ドラマ「傷だらけの天使」「俺たちの旅」などで知られる恩地日出夫が監督。主要キャストに井上純一、秋吉久美子、沖雅也、薬師丸ひろ子など有名俳優を多数起用するなど、当時のアニメとしてはまだめずらしかった技法を取り入れた作品として話題を呼んだ。

 ブルーレイ化に際しては、公開から30年余りを経て発掘された、ファン垂涎ものの未公開シーンを映像特典に収録。「ミュウ」でありながら、ジョミーのライバルでもある人類側の主人公キースと行動を共にするキャラクター・マツカの死の場面が初公開される。

 もともとこの場面は脚本段階で描かれていたというが、制作段階でカットされ、一部ファンの間で長年存在がうわさされていたシーンでもあった。この度、原作者・竹宮恵子に寄贈されていたフィルムが発見されたことで、公開される運びになったという。さらに竹宮と恩地監督、田宮武プロデューサーの鼎談も新たに収録するなど、ブルーレイの名に恥じない、まさに永久保存版仕様となっている。(編集部・入倉功一)

映画『地球(テラ)へ…』ブルーレイは9月13日発売 税込み価格 5,250円