ASUS、10型タブレット「MeMO Pad Smart ME301T」に最新ファームウェア提供

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ASUSTeK Computerは22日、10.1型ディスプレイを搭載するAndroidタブレット「ASUS MeMO Pad Smart ME301T」向けに最新ファームウェアの提供を開始した。ファームウェアの更新を行うことで、音量を最大にした状態で使用すると、スピーカー部が発熱するなどの不具合に対処する。

「ASUS MeMO Pad Smart ME301T」は、SにAndroid 4.1を搭載し、プロセッサにクアッドコアのNVIDIA Tegra 3を内蔵した10.1型タブレット。ディスプレイは、静電容量方式の10点マルチタッチに対応したIPS液晶(1,280×800ドット)。

2013年3月2日より販売を開始したが、製品の一部に音量が最大の状態で使用するなど、負荷の高い処理を継続すると、スピーカー部が発熱し、状況によってはタブレットが正常に動作しない事象が確認された。

本日4月22日正午から提供を開始した最新ファームウェアでは、電圧管理システムを改善することで、不具合を解消するという。個人向けの「ME301-BL16」(本体カラー:ブルー)と「ME301-PK16」(本体カラー:ピンク)に加えて、法人向けモデル「ME301-WH16」が対象となる。

本体画面に更新通知メッセージが表示され、矢印をタップするとアップデートを実行する。最新のビルド番号は「JRO03C.JP_epad-10.4.5.27.15-20130411」。

なお、希望者にはASUSコールセンターから申し込むことで、ファームウェアのアップデート代行と本体の無償点検を実施するとしている。