クリックで

写真拡大

 ネット証券に口座を開設する目的で最も多いのは、日本株と投資信託の取引だろう。しかし、ネット証券で取り扱っている商品は他にもたくさんある。たとえばFXや国内外の債券、また外国株や日経225といった先物商品などだ。

 せっかく口座を開くのなら「何を扱っているのか」を知っておいて損はない。今回は、そんな「ネット証券でできること」を見ていこう。

こんなにある!「ネット証券でできる」さまざまな取引

 まず、主なネット証券がどんな商品を扱っているかをまとめた【表1】をご覧いただきたい。

 この表を見ると、国内株式以外は各社の取扱い状況にかなり差があることがわかる。また、この表だけではわからない違いもある。実は、大まかな分類では同じ商品となっていても、細かく見ると各社で提供している商品内容が異なるという場合も多い。

 たとえば、国内株式ではいずれのネット証券も現物取引と信用取引を扱っているが、制度信用のみというところもあれば、一般信用の「買い建」も取引できるところ、さらには一般信用の「売り建」も扱っているところがある、といった違いだ。

 では、代表的な商品について、簡単に内容を見ておこう。

●国内株…日本の市場に上場している株式を取引する。ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)なども扱う。通常の現物取引のほか信用取引や立会外分売、また証券会社によっては1株から売買できる単元未満株などを扱っている場合もある。

●外国株…海外の市場に上場している株式を取引する。扱っている国は各社さまざまで、中国株や米国株のほか、韓国株、ロシア株、さらに東南アジア各国の株式を扱っているところもある。

 なお、中国株と米国株の両方をネットで取引できるのはSBI証券、マネックス証券、楽天証券の3社のみ。ネット証券であっても、外国株については店舗に出向くかコールセンター経由でしか取引できない場合もあるので注意したい。

●投資信託…運用会社が設定した「株式や債券などに投資・運用する商品」が投資信託。多くのネット証券が取り扱っているが、取扱い本数は1本〜1000本以上と大きく差がある。1000本以上の投信を扱っているのは、SBI証券、マネックス証券、楽天証券の3社。取扱い数が数百本というSMBC日興証券や野村ネット&コールがそれに続く。

●債券…国や公共団体、企業などが資金調達手段として発行するもので、株や投信とは違ってリスクはあるものの基本的には購入した時点で償還するまでに得られる金額が確定する。ただし、外貨建て商品の場合は、為替リスクがある。

●FX…外国為替証拠金取引。レバレッジを効かせて外貨を売買して、差金決済で利益を得る。ネット証券によって、取引所取引(「くりっく365」や「大証FX」)か店頭取引、あるいはそのすべてを扱っている。

●先物・オプション…「将来の期日(満期日)に、取引次点で決めた価格で売買することを約束する取引」が先物取引。その取引の「権利」をやり取りするのがオプション取引。いずれも、レバレッジを効かせた取引となる。具体的な商品としては、日経225先物、日経225オプションなど。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)