相続税なんて、お金持ちの人の話。わが家の相続は「実家1軒」とわずかな預貯金と生命保険金のみ。でも、ノンビリ構えていられるのも今のうちだけかも。相続税が段階的に引き上げられ、もはや富裕層のみの?特別な税金〞とはいえない状況になってきた。その?時〞に備えて、2015年の税制改正を見据えて早めの対策を考えておこう!


基礎控除枠の大幅縮小で都内に家があると危ない!
相続財産は親の家しか持たないサラリーマンが、相続税の支払いに泣く時代がやって来た。

消費税増税とともに、2015年1月からの相続税増税が予定されている。「相続税については今回2つの大きな改正がありました。ひとつは、現行の基礎控除『5000万円+1000万円×法定相続人の数』を4割削減して、『3000万円+600万円×法定相続人の数』に縮小するというもの。この縮小幅が、不動産を持つ都心部の相続を直撃するんです」と話すのは、『磯野家の相続』を執筆した弁護士の長谷川裕雅さん。「相続税の対象者は現在4%ですが、これが6〜8%に増えるといわれています。しかも、その対象者の多くが、たまさか東京に土地を持つといった普通の家庭になる可能性が高いのです」(長谷川さん)

さらに下の表のように、相続税の税率区分が変更となり、最高税率が55%になる予定だ。



この記事は「WEBネットマネー2013年5月号」に掲載されたものです。