『ショムニ FINAL DVD‐BOX』/フジテレビ

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 「この春、ドラマでウナギノボーリ!」とテレビCMで宣言するように、今春からフジテレビは連続ドラマに相当な期待をかけているという。しかし、「目玉作品は続編ばかりで必死さが伝わってくる」といった声も多く聞かれる。

「現在放送中の『ガリレオ』は、初回視聴率22.6%と今年のドラマでは最高視聴率を記録。やはりシリーズものは前作からのファンをそのまま引っ張れるため、テレビ局側からすれば使い勝手のいい安全牌です。しかし、続編ものというのは、前作に比べてだんだん視聴率は下がっていきがちだし、そこに頼りすぎる作戦は、どうしても前向きにはとらえられません」(テレビ局関係者)

 すでに各報道では、月9ドラマとして、堺雅人主演の『リーガル・ハイ』、また小栗旬主演の『リッチマン、プアウーマン』も続編が放送されると伝えられている。

「さらにフジでは、江角マキコが主演した『ショムニ』の続編も内定しているようです。さすがに時間がたちすぎているため、かつてのメンバーが1話ごとにゲスト出演し、キャストは総入れ替えのようですが……」(芸能プロ幹部)

 加えて、江口洋介と松嶋菜々子がW主演の『救命病棟24時』も続編が放送されるというが……。

「一部週刊誌で江口の降板が伝えられていますが、問題はそれ以上に、同作の視聴率が前作からすでに低迷しつつあったということ。それでも続編を作るというのは、新作で勝負をかけるよりマシという、守りの姿勢からです。昨今のドラマが失敗を続けているのは、事務所主導でキャスティングが決まっているということ以上に、まず脚本や設定が魅力的でない。そのことを理解できるプロデューサーがいないからこそ、続編に頼る状況に陥ってしまったわけです」(同)

 とはいえ、続編に期待を寄せるのはフジだけではない。「テレビ朝日は、今年中に米倉涼子主演の『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』を放送予定というし、脚本家が絶対に続編を作らないと宣言した日本テレビの『家政婦のミタ』も、いまだに制作の意向を見せる関係者は多く存在します」(同)という。今年フジは過去のヒット作を次々と繰り出してくる予定だが、この流れは今後も続いていくのだろうか?